06/02/05 11:31

オーロラを写す時の注意点

まず、薦められたそのカメラ・・・オーロラ撮影に適していますよ。(^^)

数年前なので、私のはそれより少し古いタイプのカメラですが、氷点下25℃↑でも操作性が高く、とてもきれいにオーロラが撮れました。ただし、様々な機能を使いこなせるほどに、今から準備と練習をして慣れていかないといけませんね。

寒い朝、窓のサッシに水滴が付いていますよね。あれが結露です。精密電子機器に、あれが付くと想像してみてください・・・大変です。

外に出た時の心配は、結露よりも金属に素手で触れないことです。下手すると、指がくっ付いてヤケド(凍傷)します。外から中に入る際には、JORGEさんも説明されていますが、ジッパー付きポリ袋に入れてから温かい屋内に持ち込みます。デジカメは、凍りついたようになっていますから、室内に入れるとみるみるポリ袋の外側に結露が付きます。

また、寒さ (外に出ている時間が長いと) で電池の消耗がかなり激しいですから、予備の電池は忘れずに。ホテルに帰ったら、充電も忘れずに。充電池は変圧器など不要です。また、バスの移動中などは、普通にハダカのまま上着の内ポケットで構いません。写す時だけチャット出して写し、チャットしまうこと。

さて、肝心のオーロラ撮影ですが、三脚は必須アイテムです。しかも、そこそこの脚がないと風などで不安定ですし、オーロラはどちらから現れるか分らないので、すぐにそちらを向けて設定しないといけません。時には真上に向けなければならなので、そこそこ安定性のある大きめのものが必要となります。これが結構な荷物にもなりますが、面倒がってこれを持って来なかった人は、やはりブレが大きくて、きれいに写せていませんでした。

あと、カメラに露出やバルブ機能(長秒時撮影機能)が付いていると思いますが、これらは写す環境の明るさ(月明かりや建物の明りなど)にもよりますので、これらの操作を寒さの中で手袋をした状態で手早く変更できるように練習が必要です。

デジカメの強みは、その場で写り具合を確認しながら調整できること。写りが悪ければ、すぐに露出などの設定を変えて取り直しができるのです。あと、写す時の小さなコツですが、オーロラだけよりも、林や建物を入れることができるならば、その方が、仕上がった写真に何となく安定感があります。

手袋は、5本指でピッタリした暖かい物。あと、小さな懐中電灯もあると便利です。まだ日にちがありますから、今日から特訓して、美しいオーロラやオーロラをバックに自分を写してくださいね。

あとは・・・ともあれ、まずは、オーロラが出現しますように。カメラに夢中になって、自分の目で見ることを忘れませんように。デジカメで写したオーロラは、紙にしか焼き付きませんが、自分の目で直接見たオーロラは、心に焼き付きます。

幸運を祈ります。(=^・^=)





  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • ありがとうございました

    JORGEさん、 EAVOさん、 pmarinさん、ありがとうございました。
    寒冷地でのデジカメの取り扱いについてよく分かりました。
    昼間の観光では、ちゃっと出して、ちゃっと撮るように心がけます。
    問題のオーロラ撮影には、暖→寒 & 寒→暖の時の取り扱いには十二分に注意します。
    pmarinさん、ひとつ質問なのですが、今まで三脚を使ったことがありません。恥ずかしい話ですが、三脚はセルフタイマーで撮るときに使うものだと思っていました。オーロラ撮影時には、三脚にカメラをセットしてスタンバイしておかなくてはいけないのですよね?で、普通にシャッターを押せば良いのでしょうか?

    • いいね! 0
    • コメント 2件
    06/02/05 17:07

    Re: ありがとうございました

    私はオーロラを見に行ったわけではないですが、グリーンランドで出ましたので見ました。
    その時にはいつもの調子で空を見上げて撮りましたが見事に失敗しました。

    傍で一緒になった人は始めからオーロラ撮影が目的で三脚を用意して見せていただきましたがよく撮れました。

    露出時間もあらかじめ長くしたり手動で調整していました。
    私もその場で一応試みようとしましたが、-30度以下で手袋をはずすととても耐えられません。
    手袋をはめるとカメラが小さいのでスイッチも回せませんでした。
    自動でやってみましたが、絵になりませんでした。
    しかし頭に焼き付いています。日本語でも説明があるオーロラの本は買ってきました。

    本格的に撮ろうとする人は皆三脚を持って行きます。
    私は他の所へ行く都合もあり荷物は少なくしましたので、両方満足は難しいです。