比較するならタージマハル 建造物ではアルハンブラ、街並ではトレドがスペイン一でしょう。 東京に都が移るまで日本の中心は京都など関西地方でしたが、それに当たるスペインの核はマドリを中心とするカステリャーノ地方です。スペイン語のことをカステリャーノのいうほどスペインの本家本元です。 バルセロナはカステリャーノと合邦したアラゴン王国の中心でスペインでは傍流なのです。今はフランスとスペインを足して2で割ったようなカタルーニャ地方の都で、おしゃれですが、あまりスペインらしくはありません。 スペインから独立の動きもあるほどです。 トレドをスペインの京都というのは当たっています。近年マドリに都が移るまでずっとスペイン(カステリャーノ)の都でしたから。 スペインは昔は西ゴート王国でしたが、そのときも都はトレド。その後北アフリカのアラブに占領され、500年余りもイスラム王国でした。 そのときの都がコルドバで、最後の都がアルハンブラのあるグラナダでした。 キリスト教国に戻ったあともトレドはずっと都に。 だから、1日しかなかったら、迷わずトレドに行けといわれるわけです。 日本で1日なら京都みたいなものでしょうか。 イスラム王国時代、コルドバは欧州最大の、先進都市でした。当時の建造物も世界一美しいモスクともいわれる、メスキータなど多数残ります。 ですから、スペインといえばトレド、コルドバ、グラナダは見逃せません。 セゴビアも戴冠式などが行われた王の居城だった王都で、この3つに次いで重要なので、あなたの選択は間違ってはいません。 ガウディの作品群は確かに素晴らしいですが、他4ヶ所は重要な世界史的な舞台で、壮大な建造物群は王が金に糸目をつけずに造った当時の芸術家や名工匠たちの最高傑作ですから、比較にはならないと思います。 アルハンブラ宮殿に比較するならタージマハル、ピラミッド、アンコールワット、マチュピチュでしょう。
やはり悩みます。 再度のご丁寧なアドバイスありがとうございます。 カタルーニャが独自の文化や言語を持っていて、今もそれを誇りに思って暮らしていますよね。おっしゃるように時々カタルーニャの国旗を持ってデモ行進、なんて姿もニュースなどで見たことがあります。 なるほど、そのような理由でやはりトレドはスペイン観光でははずせない場所なんですね。歴史の重み、壮大さ、という観点から見れば訪問しておきたい場所ではありますが。。。時間がないというのは恨めしいです。それゆえ、よく考えて結論出したいと思います。 それにしてもアルハンブラがタージマハル並みとは、、 知名度イマイチじゃないですか(笑)。 そういわれるとまたまた悩んじゃいますよ。。 参考になるアドバイスをいろいろありがとうございました!
トレド、アルハンブラなどは次回まとめて 日帰りで1ヶ所ならトレドかアルハンブラにしか行けないので、そちらは次回でもいいかと。 3大連休を利用して、トレド、セゴビア、コルドバ、グラナダと各1泊して日本発着で1週間でも可能です。 今回は無理なく日帰りでいけるアンドラがいいのでは?途中だけでなく、アンドラ自体もミニスイスですから、とてもきれいですよ。アンドタ・ラ・ベリャ近くの村が美しいです。 フランスからのほうがピレネー山脈を越えるのでより絶景ですが。 なお、日本人でアルハンブラ宮殿のことを知らない人はいないほど知名度は抜群で、知名度もタージマハルといい勝負ですよ。