06/02/02 20:21

Re: エストニア語

>同じ綴りでも発音が違うもの
昔あった語尾の母音が脱落して、残った子音が微妙に違うのがあります。
・ kott (属格 koti) バッグ // kott (属格 kota) 大靴
ロシア語などスラブ系言語の子音の軟音・硬音のような差です。
(音声言語学でいう口蓋化の有無です。)
このような語は少なく文脈で区別できますから、実際には、一部の格が
同音の語としても問題ないレベルです。
(英語でも昔別の音だった meat(肉)/ meet(会う)など問題ないですよね。)

>2種類の「ありがとう」
aitäh (thanks) と tänan (I thank) でしょうか。
後者は動詞なので一人称複数なら täname (we thank) というくらいです。
私には使い分けは、感じませんが、気分程度の差に思ってます。

フィンランド語よりエストニア語がわかりやすいこともあります。
( フィンランド語 / エストニア語 の順 )
・エストニア語の方が西欧語からの外来語が多く覚えやすい。
--- 月の名前 一月 tammikuu / jaanuar // 二月 helmikuu / veebruar
          //..// 十二月 joulukuu / detsember
--- 携帯電話 matka-puhelin / mobiil-telefon
--- レストラン ravintola / restoran

・フィンランド語では否定詞が動詞の代わりに人称活用しますが、
 エストニア語では否定詞は活用せず。
 ( en/et/ei/emme/ette/eivät // ei )

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1件のコメント

  • 遅くなりましたが、ありがとうございます。

    「ありがとう」って、あぁ、そういう事だったんですね。
    どこ見ても2個書いてあって悶々と悩んでおりました。

    フィン語慣れしている私にはaとäが同じ単語の中に入ってるのは
    すっごく違和感があるんですが、
    今度タリンに買い物へ行くときは、もうちょっと挨拶練習して行きます。

    周りのフィン人は「エストニア行ってもフィン語話しときゃいいのよ」
    はなっから見下してる人ばかりだし、
    エストニアから移民が沢山いるはずなのに出会う機会も無く、
    聞ける人がいませんでした。
    ありがとうございました。

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