そうじゃなくて

復路放棄が何故いけないのか、その流通の仕組みを販売時点できちんと客に説明して納得の上で、販売すればいいんじゃないですか。ひとえに、格安券といっても流通経路は千差万別でしょう。中には復路放棄できるものもあります。

そもそも格安券・企画券はJRにだって存在しており、制限付きだからバカ安で販売されているものです。その制限vs価格は、普通に履行してれば、消費者にとっては知る必要もない事ですが、いざイレギュラーな事情が発生した場合は、消費者の感覚としては理解できません。その制限を履行することが、価格付に理にかなった事情が背後にあるはずなのだから、そもそも復路放棄に対して求償したいならば、合理的な説明が、販売時点で客になされるべきなのです。というか、法律で今はそうなってるはず。金融・証券会社や不動産業者などは、この辺の説明責任の怠慢から発生した数多のトラブルをくぐって今日にきており、現在では、書面を用意し、客に重要事項の説明を徹底してサインを求めていたりしますよね。旅行チケット業界は、立ち後れているのか、そういった説明はしてる所は少ないですね。

最も、最終経路を放棄したところで、求償権が成立するとしても、実際、請求してくる業者など皆無でしょう。どうしても取り立てたかったら、払わない人には訴訟しなければならず、訴訟費用の方が多分高額になるからです。

本日終日かかって考えた「ご想像」は、実情に合致してると限らないと思います。航空会社は、シートを売りさばく為に、路線によっては、エコノミーで利益一人にして500円程度しか出ないような売りさばき方を改めるべきじゃないでしょうか?そういう自らを苦しめる方法を今だに採っているから、融通の効かない訳のわからないチケットが、場合により発生するのだとおもいます。フェアトレードという言葉がありますが、ものには適正な価格があります。市場分析などより、価格分析をして、片道ノーマルが、市場での格安往復チケットと、ほぼ同額みたいな、法外な価格設定をやめ、一方で、シートを埋める為には、いろんなブローカーに、いくらでもいいから卸すみたいな歪んだ方法を改めれば、価格はもっと平準化するのではないですか?

あと、これは常々、私の持論ですが、あの貨物家畜クラスの室内設計は、もう考え直す頃にきています。人権侵害も甚だしいシート設計だとおもいます。(私はそれが嫌なので、今はもう使いませんが)ANAは787導入にあたって、台湾線にわりと広い設計を導入するらしいですが、せめて、新幹線普通席レベルに近いピッチと居住性をYに確保できれば、日本人で今、海外旅行に行こうと考えるクラスの人々ならば、格安チケット市場価格+10~20万円位は、余計に支払うとおもいます。私は見たことありませんが、CとYの中間クラスというやつ、値段ばかり一人前で実際の居住性はYと少しも違わないという声をわりと聞きます。その辺の人間工学的な分析と、それに絡む上手な価格分析を、航空会社には今、優先して取り組んでもらいたいです。

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2件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    06/02/02 20:48

    真摯なご意見をありがとうございます。

    doubletree さま こんにちは。

    現状を申し上げます。
    弊社では、ほとんどの路線に
    1名さまのご予約が全くない状態でございましても
    依然として、ファーストクラスを設定した路線が
    多々ございます。
    これは、長距離路線、短距離路線問わずです。

    毎日仕事をさせていただいている中で
    素直に感じるざるを得ないことがございます。
    ファーストクラスの搭乗率が0に近い路線を
    何故ゆえ継続する必要があるのか?
    この疑問の根底には
    依然として続く燃料費の高騰などにより
    航空会社は1人でも多くのお客さま確保のため
    余裕などない状況だから発せられるのです。



    それでも、弊社では質を下げまいと
    ファーストクラスの廃止を拒み、コンパートメントの改革に
    取り組んでおります。
    それでも尚、ファーストクラスの搭乗率は
    低いのです。
    その理由は
    まだまだサービスが悪いのかもしれません。
    でも、一概にそういわれるばかりでしょうか?
    やはり価格ではないのでしょうか?



    doubletree さま 曰く
    >航空会社は、シートを売りさばく為に、路線によっては、エコノミーで利益一人にして500円程度しか出ないような売りさばき方を改めるべきじゃないでしょうか?

    このご発言は改めていただきたい。
    1人頭の500円程度の利益で
    毎日四苦八苦されているのは
    航空会社ではなく「旅行会社」です。

    我々にとっては、実際にご搭乗いただくお客さまも大切ですが
    座席を販売していただいている
    旅行会社も重要なお客さまです。

    doubletree さま 曰く
    >市場分析などより、価格分析をして、片道ノーマルが、市場での格安往復チケットと、ほぼ同額みたいな、法外な価格設定をやめ、一方で、シートを埋める為には、いろんなブローカーに、いくらでもいいから卸すみたいな歪んだ方法を改めれば、価格はもっと平準化するのではないですか?

    価格を平準化させる方法は簡単です。
    航空会社が全てのご利用クラスを問わず
    あらゆる種類の航空券の販売を直販できれば解決いたします。
    しかし、これはまず不可能でしょう。
    何故ならば、IATAが存在するからです。
    弊社もIATAに加盟しております。

    IATAが価格設定の自由化を容認することになれば
    旅行会社は必要なくなります。
    つまり、代理販売は必要なくなります。
    そうなったら、どうなるでしょうか?
    彼らは間違いなく路頭に迷います。

    直販の方法は簡単です。
    格安航空券(IT券)も含めた全ての航空券を
    航空会社のホームーページを通して
    インターネットで販売すれば良い事です。

    航空会社が価格をも独自に自由に設定できれば良いこと
    なのです。

    しかしながら、(突っ込まれそうなのでさらに申し上げます)
    航空会社には、全ての種類の航空券を取り扱いすることが
    可能になったとしても
    直販をして、ご利用いただけるまでの
    ノウハウが立ち遅れているのです。
    旅行会社の持つマーケティングに依存せざるを得ない
    現状が依然として多々あるのです。

    それらのノウハウを構築し
    独自でマーケティングをしっかり展開させることが
    出来るようになった段階になれば
    doubletreeさまが仰る
    「人間工学的な分析、それに絡む上手な価格分析」を
    航空会社は余裕で行なえるのではないでしょうか。


    航空会社は
    旅行会社と共に歴史を歩んでいるのです。

    以上、航空会社に勤務する
    私1個人の考えでございました。










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    ファーストクラスの廃止を拒み--masu.

    ファーストクラスのサービス--wo--iji--suru--kara--koso-- C,,Y--no--shitu--ga--sonzai--suru--no--desu.

    C--Y--nomi--to--naruto--kihon--teki--ni
    Subete--oikomi--class--to--nari--riyou--suru-ki--ga--okori-masen.

    ファーストクラス--no--sara--ni--ue--no--ファーストクラス--wo--nozomi--masu.
    Kanzen--ni--KAKURI--sareta--kukan--no--secchi--wo--setu-ni--nozomi--masu.

  • Re: そうじゃなくて

    SORE--NARA

    F--クラス--wo--motto--hirogeru--beki--da.

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