やはり、全席自由席でいいのでは?

全席指定席以外の列車は原則全席自由席でいいかと。

それら列車の大半を占める(Sバーンなども含まれるので)のが予約不可の列車で、JRの新快速、快速、普通列車に相当します。
一部の高速列車も含めた予約も可能な特急、急行は基本的には空いてる席のどこでも座れるのですから、自由席といえるでしょう。予約者が座っている席は先着者が座っているのと変わりありませんから。
座ってなくても座ってはいけない席が赤い表示のある予約席です。これも予約区間以外は座っていいので、誰でも座れる自由席と変わりありません。

レストランや高級カフェで言えば、予約席です。
レストランやカフェも原則自由席です。多くは好きな席を選んで座れます。
席へ案内するところも少なくないですが、これも、あっちのがいいといえば、断られることはまずありません。予約席表示のあるテーブル以外は原則自由に座れます。

予約も可能な列車というのは、日本のレストランやカフェにたとえるのが最適でしょう。
すなわち、案内される、されないは別にして、予約席表示のない場所には座りますから。

欧州の予約もできる席はJRの指定席とは大きく異なります。
JRの指定席は途中トイレや食堂車に行こうが、絶対他人が座る心配はありませんが、欧州の予約席は食堂車に行ってる間には、席に何か置いて、使用中であることをアピールしておかないと、誰かが座ってしまう可能性があります。
赤い表示がずっとついていれば、いいでしょうが、15分で消えたあとは、JRの自由席と同じように、何かを置いておかないと、他人に席を取られても文句言えません。

つまり、やや変則的ながら本質は自由席なのです。
自由席の一部が予約された特定区間だけ、予約席になるに過ぎません。その区間が過ぎれば元の自由席にもどります。

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1件のコメント

  • 予約席は予約席

    ヨーロッパの鉄道で予約したことがありますか?

     予約した場合、チケットの券面に、例えばきちんと「wagen 5 sitzplatz 126」と記載されるので(ドイツの場合)、その区間については15分たとうが20分たとうが予約席は予約席です。(区間外は自由席)誰かが座ればチケットを見せて、予約席と主張すればよろしい。

     あと、「席に何か置いて」などというのは日本の習慣で、そんなことをすると誰かに持っていかれることは確実です。本当にヨーロッパの鉄道に乗ってるんですか?

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    一部が予約席ともなる自由席

    TGVやAVE、タリス、X2000など要予約の列車は予約しないと乗れないので、もちろん予約しますよ。

    予約しなくても乗れるICEやICなどには予約しません。一人くらいたいてい座れますから。金額より、面倒くさいから。


    日本だけの習慣? 劇場の立見席でも、席をはずすとき、自分の席確保にハンカチなどを結んでおくことも知りませんか?

    列車でも盗られても困らないものを何か置いておけば、席はオキュパイドだとわかりますよ。私は古いセーターなどを置いてます。