かなり前から普通にやっていますよ 1988年のパンナム機爆発事件からでしょう。 この事件は、プラスチック爆弾による航空機爆破と いう大規模テロリズムと世界の航空輸送を牽引して きたパンナムの倒産という二つの意味で、時代の転 換点になりました。 この事件以降、セキュリティー検査がさらに強化され たはずです。しかし、1987年の大韓航空機(バンコク 手前で消えたほうです)事件も、供述通りならば、同 じような、乗客なしで、残された荷物(でもあれは持 ち込み手荷物か)に爆発物が仕掛けられていたので、 こちらの方が先になるでしょう。こちらの事件は、謎 が多すぎて、韓国でも再調査されているのですが。 CXの客室乗務員が言っていましたが、台北経由香港行 きでは、良く行方不明者が出ると。「あら、今日も買 い物で忙しかったのかしら?」と暢気でしたが。
Fine City Singaporeでは乗り遅れると罰金とか シンガポール空港では、「ドア・クローズは出発10分前。乗り遅れた人はいかなる理由であれ、罰金」というシステムだと表示されています。実際に一度成田行きに乗ったら、「一人お客さんが現れませんでしたので、その方の荷物を引き出して、出発します」とのアナウンスがありました。 セキュリティ問題ももちろんあるでしょうが(シンガポールも爆弾テロには注意している国家の一つです)、お買い物やエンターティメントに夢中になって、つい乗り遅れた人間に対する「制裁」という面もあるのでしょうね。シンガポールの空港は、確かに遊んだり、買い物したりするところに事欠かないし。