●2013,7,14 15時付 在エジプト日本国大使館からの情報  デモ・集会等に関する情報

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在エジプト在留邦人の皆様へ デモ・集会等に関する情報をお知らせ致します。

平成25年7月14日 在エジプト日本国大使館領事部

デモ・集会等に関する情報(平成25年7月14日15時現在)

1.本日(14日),ムルスィー氏反対派は,「テロの拒否」や「革命の成果を守れ」のスローガンの下,断食明けの食事(イフタール)後に,タハリール広場をはじめとしたエジプト全土で大規模デモを行うよう呼び掛けています。

2.一方,ムスリム同胞団を始めとするムルスィー氏支持派は,明日(15日)、軍への抗議とムルスィー氏の復権の要求のため,カイロのラバ・エル・アダウィーヤ・モスク前や共和国防衛隊庁舎前等を含む、エジプト全土での座り込み活動を呼び掛けています。12日(金)夜には,同氏の大統領への復帰を呼びかける大規模なデモを実施し,ラバ・エル・アダウィーヤ・モスク前やカイロ大学前に多数のデモ隊が集まるとともに,デモ行進がラムセス広場,イッティハーディーヤ大統領宮殿などに向け行われたため,カイロ市内の交通が著しく混乱・麻痺しました。

3.イフタールの前後には,多くの市民が街に繰り出すことが予想され,デモ・集会がこれまで発生してこなかった場所でも急に起こる可能性があるほか,平和的なデモが突然暴力的なものに変化する可能性もあります。軍・警察・裁判所・放送局・政党等の関連施設並びに外国関係施設付近で暴力的な衝突が発生する可能性も排除できません。

4.7月9日付のスポット情報「シナイ半島を含むエジプト全土における治安情勢に関する注意喚起」でお知らせしたとおり、やむを得ない理由でエジプトに滞在されている方は,多数の人が集まる場所(集会・デモのみならず商業施設等も),治安当局を始めとする政府関係施設,政党関係施設や外国関係施設には近づかない等,最新の情勢の入手に努めつつ,不測の事態に巻き込まれないよう,最大限の注意を払って下さい。

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