お疲れ様でした

帰りの飛行機が3時間遅れだったそうで、ご苦労様でした。でもあの日は空港関係者はどこも非番の人も総出になり、徹夜で勤務して何とか出来る限りさばいたと聞いています(とある航空会社の成田地上職の方が出しているメルマガによると、彼は29時間ぶっ通しで勤務したそうです)。
 ナイアガラの滝がよく見える部屋で良かったですね。そうですか、あのカジノがあるホテルなんですね。私はトロント在住中に遊びに来た友人が「日本では出来ないカジノがある。是非行こう」と誘われつきあってしっかり30ドルほど失いました(友人は100ドル以上すった模様です)。その分を雪子様が取り返したようなものですね。それ以来、カジノには近づいておりません(と言うか、ナイアガラの滝にもう何年も行っていませんが・・・)。
 プリンス・エドワード島は6月から9月までしかシーズンではありません(赤毛のアンのミュージカルはその期間しかしないし、多くの施設もオフ・シーズンは閉まります)。
 車が運転できるそうですから、空港でレンタカーを借り、赤毛のアンの作者、モンゴメリが卒業したダルハウジー大学のあるハリファクス(私が好きなカナダの中でも一番のお気に入りの街)から始めて、高速道路を西に走って、プリンス・エドワード島との間の橋を渡って(入る時は無料)、島の中をあちこち回るのがいいのではないでしょうか(帰りはシャーロットタウン空港で乗り捨てれば、橋代はかからないです。エア・カナダの飛行機代はどちらも同料金)。ハリファクス、シャーロットタウン都心のホテルは高いですが、他は基本的に安いです(ただし8月はピークで、キャベンディッシュ・・・モンゴメリが育った村・・・の宿は全部満杯で、一般の家まで民宿に早変わり。牛の乳搾りを即席体験できたりして、それもまた一興ですが)。車もとても少なく、すいすいと走れます。プリンス・エドワード島だけなら、2日あれば島中回れます。
 ただ、日本と運転マナーが違うところ(オンタリオは別ですが)は、どれにどら様が以前にトピ主で書いたカナダ大西洋旅行記で書いておりますが、道ばたに人が立っていたら、道を渡ろうとしているので絶対停止・・・と言うところです。みんなそうしているので、歩行者は左右確認をせずに道を渡ります。万一交通事故を起こしたら、厳しい処罰が待っています。と言うわけで、小さな集落でも速度制限(80~90キロから50~60キロに制限)が出たらその速度まで必ず落とし、人が飛び出してきてもすぐブレーキを踏めるように用意して走るのが鉄則です。でもそれさえ気を付ければ、日本よりずっと走りやすいです。

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1件のコメント

  • 06/01/26 22:00

    プリンス・エドワード島

    職場に戻ってから、カナダの事、話しましたら「プリンス・エドワード島」に行ってみたい人が数名いました。

    何時もはあまり個人旅行の事は話しませんでしたが、今回は皆でカナダの話で盛り上がりましたよ・・・・。

    私が「カジノ」に行った話をしましたら、やはり驚いていました。
    日本ではとてもあのように大胆な行動は出来ませんが、あまりの開放感でつい・・でも楽しかったです。

    成田空港の件では29時間も勤務していた方がいたのですね、3時間位でぼやいてはいけませんね!

    Sachitoro様の「プリンス・エドワード島」情報読みましたら、行ってみたいと思います。牛の乳搾り(良いですね)
    大草原を想像しています。
    ハリファクスと言う所も興味あります
    又出発前には情報お願いすると思いますので、宜しくお願い致します。






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    赤毛のアン

     「赤毛のアン」の映画をごらんになりましたか? あの映画の大事なカット(赤い土の道とか、「輝く湖水」とか)は実際にプリンス・エドワード島で撮影されたものです。実際に赤土で、大西洋岸は夏でも天気が悪くて寒い(最高気温が20度まで上がらないこともしばしば)ですが、たまに雲が切れて光が差すと「輝く湖水」になります。本当にモンゴメリは言葉の天才だと思います。アンが乗ってきた列車の場面を撮った場所も残っています(プリンス・エドワード島内の鉄道はすべて廃線になっています)。広さは愛媛県と同じくらい、人口が約13万人(うち州都シャーロットタウンに4万人)です。
     カナダで一番人口密度が高い州ですが、愛媛県と比べれば、どれだけ空いているか分かるでしょう。緩やかに上がり下がりする草原、のんびり草をはむ牛、時々現れる集落、小さな教会(キャベンディシュの教会は日曜日11時から礼拝。中に入ると、モンゴメリが弾いていたオルガンが今も使われていて、その上にはモンゴメリさんとその教会から中国に派遣された宣教師さんの写真が飾ってあります。ただしふだんは無人なので、日曜のその時間しか入れません)、モンゴメリが教えていた「一教室しかない学校」跡。そう言うものがいとおしい島です。それと同時に、フランス系の子孫の村や、ミクマック族(先住民)の村もあって、多様な文化にしっかり触れることが出来ます。車で好きなところに行き、大西洋を眺めてぼーっとする・・・そんな旅が似合うところです。
     しかし多くの箇所は実際にはトロントやナイアガラの滝から近いところで撮られております(私がいた大学も出てきたり。撮影使用料を取って、大学予算に組み入れるためです)。ちょっと残念でしょうが、映画会社の本社はトロントにあるので、ロケ費用が馬鹿にならないから仕方ないですよね。
     と言うことで、楽しく計画を組んでください。