英語が通じると言うのとは少し違います イタリアでのスペイン語ですが、英語なら英語を 勉強した人なら理解できますが、そうでない人 には?????でしょう。一方、スペイン語は 同じ表現とか極めて似ている言い方があるので、 勉強をしていなくてもある程度の理解は可能です。 しかし、一番大切なことはスペイン語がネイティ ブ並みであるときのことです。そうでないと全く 通じないはずです。勿論、スペイン語もぺらぺら なイタリア人なら通じます。スペイン語が完ぺき ならば、一週間も勉強すればイタリア語ができる ようになるはずです。リスボンで会ったフランス語 圏のカナダ人夫婦もすぐにポルトガル語はできる ようになったと言っていました。 まったく英語ができない人でもスペイン語なら 意思疎通が可能だと思います。朝日新聞の伊藤 千尋が、内戦時に難民となったクロアチア人と イタリア語/スペイン語で会話したと言っていま した。また、大昔にマドリードのオスタルに泊まっ たときのこと。主人は英語ができずフランス語しか 外国語はわからないと言っていたのですが、イタリ ア人の客とお互いの言葉で喋っていました。 結構通じるとは思っていたのですが、映画の踊る トスカーナを見ていたら、スペイン人ヒロインと 喋るのに辞書をもってきていたので、やはり通じな いのかな?と思ってしまいました。大阪人と東京 の人が会話するようなものと半分冗談では良く言う のですが。お互いの言語が相互乗り入れしているよう な地域、例えばアルザス地方などは年寄りがお互い の言語で会話しています。イタリアでも特殊な地域、 アルゲーロなどはカタルーニャ語が通じました。