統失か公安か

 留学中の夏目漱石も、似たようなことを言い出して、日本に連れ戻された。関係妄想、注察妄想、追跡妄想、妄想気分、と、あまりにエピソードが典型的。医者に行って診てもらった方がいい。

 もうひとつは、ほんものの公安。どこの大学院だか知らないが、学科が政治学関係で、もともと大学生時代にも生協か自治会かなにかに関わってたことがあるんじゃないのか。写真などは、なんでもぜんぶ残っているぞ。そのうえ、この春先は、イタリアは、法皇や大統領、議会、財政、ユーロ、など、繊細な問題を多く抱えてかなりナーヴァスだった。自覚がまったく無いようだが、学会や商用などの明確な渡航目的があるわけでもなし、経歴、語学、年齢、行動、自腹のビジネスクラスなど、いずれも観光らしからぬ、不審を疑いうる合理的な理由がてんこ盛り。とくに、夜行を寝床にしている貧乏学生でもあるまいに、ナポリに着いて何もせず、その日の夜にミラノに戻る、なんてやっちまったら、もう真っ黒だろ。調査第二部は、出国審査の時点から要注意人物としてマークし、現地在外公館にフォローの指示がまわり、空港を出る前から、ずっと数人の日本人担当者と現地人の補助スタッフが張り付く。通信の傍受や遮断も当然。泳がしておくほどでなければ、とりあえず、できるかぎり行動のじゃまをして、何もさせず、とっとと帰国させる。彼らは、ヨーロッパだけでも数百人、その現地人補助スタッフまで加えれば、ちょっとした連隊規模だからね。

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2件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    13/05/25 09:35

    あんたの投稿自体が

    完全に統失だね。
    他人に対する思いやりが完全に欠如しとるし。

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  • 退会ユーザ @*******
    13/05/25 09:34

    念のため医者にいきましたよ

    精神疾患になったことはないですが、恥ずかしながら
    念のため医者に行きましたが、何でもない、と言われました。
    イタリアに何度か行かれたことがある医者でたが、
    薬も何も出されず、「あそこは何でも起こりえるかもね」
    と言われました。私は錯乱状態でも何でもなかったので。
    それに私の場合は幻聴でもなんでもなく、向こうの人の
    話す言葉をある程度は把握してましたから。また、そこまで
    きていたら、自力で帰国できなかったと思うので。

    ちなみに政治学専攻ではなく、経済系ですが、公安の存在には、
    今後注意したいと思います。

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    恥ずかしながら、って?

    ふーん、いまどき、そういうとんでもない「偏見」の持ち主なんだね。それこそ、とても恥ずかしいことだよ。

    そもそも精神科でも、心療内科でも、やたら薬を出すわけじゃないぜ。いま現在に発作の兆候がなければ、余計な薬は出さない方がふつう。副作用のあるものが多いからね。それに、精神疾患が錯乱(パニック・エピソード)とはかぎらない。「妄想」というのは、まさに人が話す言葉の把握の仕方に問題があるんで、「幻聴」とはべつもの。それに、「妄想」なんか、そこらでふつうに生活している人の間でも珍しくないよ。

    まあ、たしかに、イタリアだから何でも起こりうる。とはいえ、概して、閉鎖的なスイス人より、イタリア人や米国人は、すくなくともコミュニケーションを取っている場面では誠実な印象を持っているけどね。むしろイタリアに行く日本人の方が、連中の過剰なコミュニケーションに適応できず、悪意ではないにせよ、日本の満員電車の中のように、目を合わせない、返事をしない、手を広げない(腕を組む、後に回す、ポケットに入れる)、などの、連中から見て、最悪の拒絶的で敵対的な態度を示して、反感を買ってしまっていることは多いように思うが。