他社便振替されたら、他社便FFPにいれる

>業務委託しているから、航空会社には責任がなく、マイル加算はしないと言うことでしょうか?
>業務委託していても、最終責任は航空会社ではないでしょうか?

航空会社の責任とは、乗客をA地点からB地点まで運ぶ事が責任の範囲(=民法的な解釈)であり、マイレージは、運賃に対する割引の繰延であるという位置づけになるんです。だから、不可抗力で自社便が飛ばない時、今、残る手段で客を目的地まで送る事ができれば、航空会社は、法的には責任を果たした事になります。

マイレージは、家電量販店でやってるポイントカードも同じ理屈です。40万円の液晶テレビを買ってみて、これじゃだめだと、リアプロ60万円に交換したとします。このとき、40万円に対するポイントは、一旦ちゃらにして、改めて、60万円にかかるポイントに洗替します。

だから、振替便に乗せられた場合は、元のXエアラインにマイルじゃなくて、実際、搭乗したYエアラインのマイレージに入れるか、当日YのFFPに参加してYのマイルをYに入れるのが筋でしょうね。Yの立場としても、特典航空券とかの無料扱いで乗せてる訳じゃないから、運賃さえ誰かから払ってもらえれば、マイルは当然、搭乗者本人につけるはず。ただ振替便された場合は、本チケットも、Y社の券をしっかり差し替えといてもらわないと、後日チャージが困難になりますね。

この考え方は、責任問題より、会計的な考え方です。理由は、マイレージとは運賃割引の繰延という性格を有するからです。航空会社の多くは上場企業だから、企業会計原則や民法商法など様々の基準に沿って適正に会計処理されます。会社は一貫したルールで処理する原則があるので、マイレージ規約に、振替便はマイルださないとルール化されていたら、それなりの根拠あってのルールと思うべきかも。マイレージを広告宣伝費と捉えると、話はまた別でしょうか?

法的責任に対して道義的責任というものがあります。これは、法律の拘束のない所で、人として当然果たさなければならないという、モラルとかボランタリーに根付くもので、odnさんのおっしゃるのは、多分こっちの責任の事ですね。

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