北イタリアでカウントダウンしてきました(その3)


1/1(日)今日はヴェネツィアからミラノへの移動日ですが、ヴェローナで途中下車して観光しました。

9:52ヴェネツィア発11:19ヴェローナ着。ほぼ定刻通りで、電車も空いていました。切符は券売機もうまく使えないし、窓口は行列ができるので、昨日のうちに買っておきました。2等の自由席です。
ヴェローナ駅は予想以上に大きく、旅行客に親切な駅でした。5時間3.8ユーロで荷物を預け、中心部に向かいます。バスもあるそうですが、動いている気配がなく、歩いて行きました。昨夜から寒く、雪が積もっていました。

雪景色のアレーナも趣がありました。また、ヴェローナでの最大の楽しみ:ジュリエットの家に行ったら何と休館・・。ショックでしたが外から館の写真だけ撮りました。

ヴェローナでお昼を食べ、ミラノへ移動。14:19ヴェローナ発15:55ミラノ着。この電車がものすごく混んでいて、コンパートメントはもちろん満席で、通路にも人が溢れていました。Uターンラッシュなのでしょうか!?そんな中、車内販売のお兄さんはカートを押し進めていたから、もう脱帽です。

ミラノに着き、メトロでLoreto駅に向かい、今夜の宿・ホテルサンフランチスコへ。「歩き方」にも載っている2ツ星ホテル。シャワー・トイレ付で85ユーロです。メトロの1日乗車券を買いましたが、お正月特別料金のようで2.5ユーロと普段より安くなっていました。

夜、ドゥオーモやガレリアの方まで行ってみました。ところが、ドゥオーモが工事中でガックリ・・。

1/2(月)朝早くドゥオーモに行って屋根に登ろうとしたら、何と「屋根が凍っているので登れない」との表示あり。ミラノの見所は月曜日休館がほとんどだけど、行き方を下見しておこうと、ガレリアからスカラ座、スフォルツァ城、最後の晩餐のあるサンタマリアデルグラツィエ教会まで歩きました。でも、かなり疲れました。スフォルツァ城は朝日に輝いて美しく、お城奥の公園も雪化粧で素敵でした。

トラムがサンタマリアデルグラツィエ教会のすぐ近くから出ていたので、帰りは乗りました。Cordusioで降りればドゥオーモもすぐです。Cordusioからドゥオーモに向かう道に露店がたくさん出ていて楽しかったです。

お昼を食べた後、ドゥオーモに行ってみるともう屋根に登れるようになっていました。頑張って階段で登ります。ドゥオーモの屋根の上は素敵で、場所はもちろん違いますが、まるで「ノートルダムの鐘」の主人公になった気分でした。

夕食は、またもや2002年の「Rるぶ」に掲載されていたピアッツァビッグという店がホテルから近いみたいなので、行ってみました。19時ぐらいで我々が第一号のお客でやや不安になりましたが、次々と地元客が入ってきてみるみる満席になりました。ピザもおいしかったです!しかも値段も安いと思いました。

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1件のコメント

  • Re: 北イタリアでカウントダウンしてきました(その4・完結編)

    1/3(火)
    出発前に日本で「最後の晩餐」予約サイトを見たら満員でした。しかし、当日フラッと行けば1~2枚何とかなるかと思い、朝8時頃サンタマリアデルグラツィエ教会まで行きました。(その時間帯は日本人団体ツアーばかりでした!)「何時でもいいので当日券はありませんか」とたずねましたが、ない、とのこと。

    サンタマリアデルグラツィエ教会前からトラムに乗って、スフォルツァ城内の市立博物館へ行き、ミケランジェロの最後の作品「ロンダリーニのピエタ」を鑑賞。他の彫刻作品もよかったです。

    10時過ぎにしつこくサンタマリアデルグラツィエ教会へ行き、当日券の可否を聞いてみたけれど、「今日は全然ダメよ」とのお返事。残念ですが、またミラノに来るきっかけができたように思います。

    スカラ座の内部見学に行くと、窓口の人が「この時間帯だと劇場を使っているから見られない。劇場内部を見学するなら午後おいで」と親切に説明してくれました。ドゥオーモ近くの「ルイーニ」でメチャクチャおいしい揚げピザを食べたり、ショッピングしたりして、午後再度スカラ座見学に行きました。展示してあるお衣装も素敵でしたが、醍醐味は何と言っても劇場内部。客席もロビーも豪華でした。

    夕方、ホテルをレイトチェックアウトし、中央駅からバスでミラノ・マルペンサ空港に向かいます。ここで最後のハプニングです。パリ経由で帰国するのですが、20:55発ミラノ→パリのフライトが45分遅延。それでもパリでの乗り継ぎにギリギリ間に合いそうだし、(元々50分の間隔アリ)同じエールフランス同士だから大丈夫だろう、と思っていたらパリに着陸する寸前、客室乗務員さんが席に近づいてきて「乗り継ぎに間に合わないからホテルを用意します。成田へは明日の便になります」とのこと。ガーン!

    でも、考え方によってはタダでパリに泊まれるんだ、と前向きに考えることに。用意してくれたホテルはシャルルドール空港近くのイビスロワッシーでした。会社に国際電話して5日午後から出社になる旨、連絡して、一眠り・・・。

    1/4(水)おまけ

    本来ならこの日はずっと飛行機の中のはずでしたが、乗り継ぎに遅れたおかげで短いながらもパリを楽しむことができました。

    朝8時くらいに空港からエールフランスのバスで凱旋門に行きました。約1時間かかりました。メトロでオペラ座に移動、バレエをやっているのでオペラ座近くのバレエショップでお稽古着を買いました。私のイタリア語なまり(?)を聞いて店員さんもイタリア語を話していたのが面白かった。チュイルリー公園近くやマドレーヌ広場を散歩し、メトロで凱旋門に戻り、11時頃エールフランスのバスで空港へ。帰りは30分程で着きました。

    これで「2006年北イタリアでカウントダウン」のレポートはおしまいです。後日、おすすめのホテルやお店は別のトピックスを立てたいと思います。

    来年は南イタリアでカウントダウンしたいなあ・・。

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    おかえりなさい&おつかれさまでした

    って言っても、そのあとワタシも7日からイタリア行ったんですけどネ^^;
    こんにちは、エリザベートさん。
    レポート拝読いたしました。

    いろいろハプニングはあったものの、とても良い方向に解決なさっていて
    運の良いかただなぁと思いました。その時はショックも受けるし大変だったでしょうが
    いい思い出になったことと思います。

    ミラノの「最後の晩餐」は
    当日キャンセルが出ても、飛び込みの新規を受け付けてくれない傾向があります。
    「予約センターと、受付は別だからね」と言われる場合もあります。
    ヴェローナの「ジュリエッタの家」とともに
    またイタリアへ行く課題(言い訳^^)となった、ということで。。。

    ところで
    カウントダウンというタイトルですが
    カウントダウンの様子が書かれていませんね、気になる所です。
    それと
    >おすすめのホテルやお店は別のトピックスを立てたいと
    これは、このトピで良いのではないでしょうか。