【6日目-3】 バチカン博物館、冬季はなぜ閉まるの早い??

広場をあとにし、坂道を下ると、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会。真実の口だ。
お決まりではあるが、口に手を入れて写真を撮る。「写真を撮ったら寄付を」との箱があったので
少ないがコインを入れてきた。教会自体はかなり小さいが、真実の口は存続して欲しい。

サヴェッロ公園で、ガイドブックを細かく見たら、バチカン博物館は冬季は入館がお昼まで、と。
ありゃりゃ、これまた予習が足りなかった^^;午後から行こうと思ってたのに。
これは明日の午前中に行かなければ。ただ、午後には帰国の飛行機に乗らなければならないので
ちょっとせわしい日程になるけど、最終日だから全身の体力を振り絞って頑張らなくては。

またしばらく歩き、チルコ・マッシモ駅まで戻る。
駅構内の有料トイレに入り、イタリアでは見たことのないくらいハイテクな有料トイレにビビる。
入ってドアを閉めると、イタリア語と英語の音声案内が流れ、トイレットペーパーはボタンを押すと
決まった長さで出てくる、15分経つとどうのこうの・・・閉じ込められてしまうのか???

テルミニ駅まで戻り、今度は40番急行バスでバチカンまで行くことに。
またまたグラツィアさんオススメの店であるが、ポルケッタ屋さん、以前にワタシも食べて、
あのチャーシュー風味の味が忘れられなくて、食べたくなったので、おやつにパニーノを買いに。
ふたつ買って4ユーロ。相変わらずお店は満席。豚の剥製は出ていなかった。
かじりながら、ちょうど来たバスを追いかける形で乗り込む。
ヨーロッパのバスは、大体が飲食禁止らしいよ、と妹が教えてくれたので、しばしパニーノをしまう。
右手ばかり見ていたら、いつのまにか終点を越えて、始発のピア広場まで乗っていってしまう。
降りたついでに、サンタンジェロ城も眺め、またポルケッタのパニーノをかじりながら、
サン・ピエトロ広場にむかって歩く。広場に着いて見ると、まだプレゼーピオが飾られたままに
なっていて、いちどどんなものか見てみたかったワタシには感激だった。

荷物検査を受けて、サン・ピエトロ寺院に入る。まず最初に屋上にいくべく、エレベーターに乗る。
ひとり6ユーロだったかな??エレベーターに乗ったのはワタシ達ふたりだけで、エレベーターに
乗っていたスタッフ(若い男)が、英語や日本語で「若いね」「かわいいね」とかずーっと言っていて
ワタシ達は目を伏せて苦笑いすることしかできなかった。
降りてからも少々階段を登る。ワタシはさすがに旅の疲れが出てきていているものの、妹は
スタスタと登っていく。あ~5歳も若いとこれほど違うものかしら^^;先に行っててもらい、
ゆっくりと後から登っていく。登りきれば、素敵な景色が待っているのだから登らずにはいられない。
個人的にはココからの景色が、フィレンツェのミケランジェロ広場と並ぶ絶景だと思っている。
ただ、ここからだとコロッセオなどが見えないので、やはり次に来た時は、
カンピドーリオ広場周辺にでも素敵な景色の見えるポイントを探したいな~。

疲れを取るために、妹がトイレに行っている間にパルマの「イル・トロヴァトーレ」でもらってきた
小さな板チョコをほおばる。昔、駄菓子屋で食べたチョコレートのような味。

下まで降りて、寺院の中に入り、色々みてまわり、外に出るとだんだん暗くなりかけている。
明日、お土産を買っている時間がなくなってしまったので、今日中に見ておきたい。
それと、ガイドブックの開館時間などが当てにならないことが解ってきたので、博物館に直接
行ってみて、確認することに。てくてく歩いていって確認した所、8:45開館。


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  • 【6日目-4】 億劫するものじゃないなぁ

    ブラブラとお土産探しを兼ねてウインドウショッピング、レパント駅から地下鉄に乗り、テルミニへ。
    テルミニ駅の昨夜カプチーノを飲んだバールで、またカプチーノを飲んで、どこでどんなお土産を
    買うかなど決める。とりあえず、すぐ下の本屋でカレンダーを買い、あとはスーパー。
    テルミニ駅地下のコンビニよりは品揃えが多いかと、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂わきにある
    ウピムに行く。ところが、なんとなく思ったよりも品揃えが悪く、いろいろ思案するも、結局
    テルミニ駅地下のコンビニ(??というよりは品揃えが充実)で、それぞれに買いたいものを買う。
    ドライトマトやチョコレートなど他愛もないものだが、あと何か買いたくなったら空港でかな??

    買い物を終えたのは20時ごろだったが、ワタシは疲れ果て、大好きなトレステヴェレのレストラン
    まで、バスで行き来する気力も体力もなく、ローマに入って、きちんとした店で美味しい料理を
    食べさせていない妹には相当悪かったが、当てずっぽうで歩き方に載っていた駅から程近い
    「オステリア・ダ・ルチアーノ」に行くことに。日本語メニューも助かる。
    そういうときだから、ぜひ“イタリアはどんな店でもハズレがない”といわれているように、
    美味しいものを食べさせて欲しかったが、歩き方のコメントは相当良いことが書いてあったのに、
    実態はヒドかったかも。・・・まず空調が寒い。雰囲気が悪い(流行っていない中国の店みたいな)。
    料理の見栄えが悪くて、味もおいしくない。料理自体の値段は安いが、サービス料10%を取る。
    パンが1ユーロと書いてあったので、おいしくなさそうなパンを持ってこられたときに、「いりません」と
    言って下げさせた。隣に座っていた日本人女性2人組には鼻で笑われたが、彼女達はおそらく
    歩き方を見て、わざわざタクシーで来たというようなカンジだったので、気の毒にと思うばかり。
    水・トマトソースのスパゲッティ・オムレツ・ローストビーフ・ハンバーグトマトソース掛けを注文したが、
    パスタとオムレツに関しては、自分で作ったほうが美味しいと思えるシロモノ、ローストビーフは
    最初に「ウェルダン??」と聞いてきたので、妹が「ミディアム」と言ったにも関わらず、焼豚のような
    状態で、「作り置きなら焼加減なんか聞くなよ」と笑う。ハンバーグなどは、肉団子3つのトマト掛け。
    食べている途中、やはり歩き方に書いてあった通り、アコーディオン弾きがやってきて、下手くそに
    1曲短く弾いて、チップばかり要求。完全無視した。雰囲気を盛り上げるも何もあったモンじゃない。
    コーヒーくらいは普通に飲ませてくれ、と思ったら普通の味で、終わり良ければすべてよし、
    とはならないけど、とりあえずはやくお金を払って出たかった。伝票を見ると、しっかりパン代が請求
    されていたので、訂正させてきっちり払ってくる。しかもカード不可。

    この怒りのパワーがあるのなら、トレステヴェレまで行けばよかったかな~~~(T_T)
    何より、最後の晩餐をこんな店で済ませてしまった妹に申し訳ない。。。
    またイタリアにきたら、挽回するからね~と言いながら、テルミニ駅で明日の空港行きの
    レオナルド・エキスプレスの切符を買い、ホテルに戻った。
    お土産を買った分、ウマくパッキングを済ませ、明日のバチカン博物館のシュミレーションと予習を
    した後、これまでにないくらいの疲れ対策(足爽快湿布・クエン酸・梅肉エキス・翌日の栄養ドリンク)
    をして、寝た。



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