【4日目-2】 悪徳ジェラート屋にひっかかる

カルツァイウォーリ通りで、ジェラート屋が目に付いた。
あ、ジェラート食べたいな、と思い、「ペルケ・ノ!」に行くも火曜定休。
しかたないので、最初に目に付いたジェラート屋に入ってみる。なんか初めて見る店かも・・・
入り口ではイケ面がワッフルを焼いている。ワッフルも食べたいけど、ランチが食べられなくなって
しまいそうだから、ジェラートにする。中にいる姉ちゃんが、コーンにするかカップにするか聞いたので
小さなカップで、ティラミスのジェラートを生クリーム添えで頼み、財布を取り出して顔を上げたら
レジで6ユーロだという。「は???」だれがジェラートごときに6ユーロも出すの???
驚いてショーケースの上のカップや、店内を見回すも、どこにも値段表が書いてない。
ヤラレタ。。。歩き方にも注意事項が書いてあったと思ったけど、ぼったくりジェラート屋だ。
どうか、これを読んだ人は気をつけてくださいね。確か店の名前は「Good Time」とかだったと。
ドゥオモを背にして右側でした。・・・ていうかこんな手にひっかかるのは野暮??

まぁ味は普通なので食べながら、プリプリしつつも街並みを楽しみながら、中央市場へ。
今回のフィレンツェで、行けたら行きたいと思っていた店、「Trattoria Mario」は地図を
プリントアウトしていったのですぐ分かった。(Via Rosina 2)
帰国して、掲示板を見ていたら、偶然グラツィアさんも行かれたということを知り、ビックリ。
http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/63761/-/parent_contribution_id/63757/
しかし、やはり訪れた時間が13時半くらいだったので、超満員で入るのに気が引けたので
今日は市場の中で食べ、マリオは明日のランチにまた来ることにする。
もちろん定休日を確認して。(定休日は日曜)・・・夜もやっていればいいのに☆

市場に入ると、もう大半の店がしまいだしている。
以前、サンタン・プロージオ市場の食堂で食べたときは、肉市場ばかりで肉料理オンリー
だったのでこちらの市場なら魚もあるかと思って来てみたが、やはり肉ばかり。
2階に野菜や乾物もあるものの、食堂を覗くと、肉料理がほとんど。
それでも、おいしそうだし、客はいっぱいいるし、お腹がすいていたので、レジの列に並ぶ。
ここはレジで先払いのようだ。あわただしくも指差しで、トマトとチーズとオリーブのサラダ・
ほうれん草のソテー・ラグーのパスタ・トリッパの4皿をオーダー。16ユーロくらいだった。
テーブルにつき、けっこうどれも美味しくいただいたのだが、なにせ暖房もない所で食べるので
早々にお皿と料理が冷めていき、フォークを持つ手も凍え、ちょっと残念だった。
しかも食べ終わる頃になって、アーティチョークの煮込みがあったのを知り、がっくり。
もう満腹になっていた。今の節しか食べられないんじゃなかったっけ??
人気だった、「ランプレドットのパニーノ」は2ユーロ。トリッパを挟んであるのかと思ったら
実際は、茹で豚(牛かも??)らしい。でも結構な人数が食べていておいしそうだった。
パニーノとカルチョーフィ(アーティチョーク)はまた今後の課題。

カプチーノが飲みたく、歩いて駅前のバールへ。トイレも借りようと思ったら、鍵が壊れている。
急いでカプチーノだけ飲んで(着席1杯2.5ユーロ)、ホテルに戻り事なきを得る^^
さて、どうしよう。
明日はお昼を食べたらローマに向かうので、午前中はまだ時間が使える。
それなら、朝ウフィッツィに行ってみることにして、今日はこれからミケランジェロ広場に
行って夕日を見ることにしよう。
バス停に行く途中、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に日が当たって輝いており、まだ夕景になるまで
時間もありそうなので見学してみることに。入場料はひとり2.5ユーロ。
独特な内装で、キリスト教っぽくないのが面白いなぁと思いながら、マザッチョの「三位一体」が
どれかわからず、スタッフに聞くと、目立たないフレスコ画を指してあれだという。
特に名前や作成年などを示す札もなく、分かりづらかったからだが、あとで入場チケットを見直すと
しっかりとそれが印刷してあり、「あれれ」とちょっと恥ずかしかった。


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  • 【4日目-3】 夕景のミケランジェロ広場

    バスチケット売り場に行き、帰りのことも考えて3時間チケット(1.8ユーロ)を購入。
    ちょうど12番のバスが停まっていたので、乗り込んで早速時間を刻印。
    間もなく走り出したのだが、途中で悪臭がしたので、「???」と思って振り返ると
    ホームレスっぽい人が4人席に居座り、下を向いて居眠りをしている。もちろんその席に
    座る人はいない。極力鼻から息を吸い込まないようにしながら、ミケランジェロ広場までガマン。
    着いて、降りると、ちょうど良い風景。もう少しで太陽が左側に沈んでいく。
    町は赤く染まり、とても綺麗だった。晴れているときのミケランジェロ広場もいいけど、夕景も最高。
    階段を下りた下の写真スポットで、英語を話す若い白人男性にカメラを渡され、
    彼はおもむろに脱ぎだした。いったい何を☆と思ったら、今からポーズを取るから1番いい所で
    シャッターを切ってくれと頼まれる。メガネを外してトレーナーになった所で彼は側転をして
    片手で倒立。ここぞ!!とシャッターを切ると、画面を再生してワタシにも見せてくれ
    よく撮れていたと満足しお礼を言われた。そして他にもいろんな場所で同じポーズで盗っている
    写真も見せてくれて、嬉しそうだった。ブレずに撮れたことをワタシも満足。
    階段を登ると、もう夕日は沈んでいく所。風あたりの強いところだったので、体がすっかり冷え
    帰るバスを確認すると20分に1本で、見ていたところ、さっき出発したばかり。
    広場を後ろにして右手にバールが見えたので、コーヒーでも1杯と思い、かけこむ。

    テーブルかと聞かれるが、バスにすぐ乗りたいので立ち飲みで、カプチーノとホットチョコレートを。
    たしか4ユーロ。どっちがいくらかというのは分からなかった。たぶん、カプチーノのほうが安いかも。
    ホットチョコレートは生クリームまで甘い、チョコレートをそのまま溶かしたようなドロリとした飲み物。
    でも疲れて凍えてた体にはとても効いた。甘い甘いと言いながら飲み干した。
    13番のバスが広場に停まっているのが見えたので、駆けていく。

    駅に着いて、妹が行きたがっていたサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局へ。
    日本語の目録を読むも、何を買っていいか迷っているらしい。相談しようにも日本人のスタッフは
    日本人の客につきっきりで埒があかなそうだ。結局リップクリームをふたつほど買って店を
    後にする。もう少し買いやすい店だったら、もっと客も増えるだろうしといつも思うのだけど。

    トルナヴォーニ通りなどのお店をめぐり、ブランドショップを眺めたり、Bataでブーツの試着などを
    楽しみながら、さぁそろそろ夕飯にしようかと向かったお気に入りのお店は、、、なんと閉まっていた。
    ブルータスお前もか、じゃないけど、今回の旅は本当に定休日にあたってしまう。恐いくらいだ。
    他の店を探す気もなく、思いついたのは、「Procacci」のトリュフサンド。あれを持ち帰りにして
    ホテルで食べよう!!妹には申し訳ないけど、あれも実は食べてみたかったから。
    店に入ると、日本人女性スタッフが親切に世話をしてくれ、以前この掲示板でじぃなさんのHP
    を拝見して知ったBabbiのチョコレートのことなども聞いてみると、もう品揃えが少なくなり、
    それならばこのチョコレートをいかが??とか他のおいしいチョコレートを味見させてくれたり、
    トリュフサンドを頼もうとしたとき、おいしそうなキッシュがあるのを見つけると、
    「これもおいしくておすすめですよ」と言ってくれたので、キッシュとトリュフサンドと
    チョコレート(オススメのとBabbiのCremini)を買って店を出る。

    ホテルに戻り、持参した野菜ジュースなどと共に、買ってきたトリュフサンドとキッシュをいただく。
    トリュフサンドは、正直「1回食べたからいっか」という味だったが(1個1.6ユーロ)、
    キッシュにも(おそらく瓶詰めではあると思うが)黒トリュフがたくさん入っていて、
    これはとっても美味しかった。温めたらなおいっそう香りも増し美味であろう。(2ピースで8.6ユーロ)
    デザートにはBabbiのチョコ(1個50セント)。急遽決めた割には大満足の夕食。
    プロカッチのお姉さん、ありがとうございました!!

    洗濯物もすっかり乾き、明日はローマに発つため荷物をパッキング。
    明日の朝いちばんくらいでウフィッツィに並ばず入れたら・・・と思いながら
    フィレンツェ最後の晩を過ごしたのだった。



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