横からすみません。狂犬病での死亡者が多いボリビアで犬に咬まれ、さあ大変。

ノリータさん 
中南米旅行に関しての情報ありがとうございます。

もしもの時に、参考にしてください。もちろん、必要にならない事を祈りますが。

おそらくノリータさんは、狂犬病の予防接種を受けていないと思います。
自分も高いし、犬、リスなどに用心して咬まれないようにすれば良いだけ と思っていました。

こんな自分がウユニ塩湖見物の前日に、湖畔の塩でできたホテル付近で犬に咬まれてえらい目にあいました。
夕陽を見た後、ホテルに帰ろうと1人で歩いていると、いきなり背後から犬が吠え、気がつくと3匹の犬が自分の左足にがぶり。何匹に咬まれたがわかりませんでしたが、狂犬病、苦しんでの死、ヤバイと思い、大急ぎでホテルに戻りました。
近くの診療所で傷口の洗浄などの応急処置を受け、翌日、ウユニ市内の大きな病院でワクチン接種を受けるよう説明がありました。自分にとって、幸いだったのは、診療所に看護師がいた事とツアーの参加者にスペイン語と英語がわかるフランス人女性がいた事でした。彼女が看護師のスペイン語を自分にわかり易い英語で、説明してくれました。
そして、翌日、ウユニ塩湖他の観光終了後に、総合病院でワクチン接種を7日間連続で受けることなどと注意事項を医師から説明を受けました。もちろんフランス人の協力がありました。

フランス人とは病院での診察後に別れ、ワクチン接種は1人でワクチンがある他の病院へ行き、受けました。自分は、アルゼンチンへ移動する予定があったので、ボリビアとアルゼンチンで計7回接種を受ければ良いものだと思っていました。病院でも自分の予定表(アルゼンチンへ移動する)を見せ、2カ国で7回受ける予定だと、片言のスペイン語で説明しました。
しかし、ウユニからビリャゾンに移動する前日に、今まで会ったことのない医者に、「7日間連続接種は、ボリビアの方法で、アルゼンチンはわからない」といわれビックリ。
大急ぎで、ブエノスアイレスの日本領事館とラパスの日本大使館に電話し、質問と相談をしました。
ブエノスアイレスの領事部は、ワクチン接種は、当日、3日、7日、14日、28日?と日を置いて接種する。
ラパスの日本大使館は、7日間連続接種、最近も旅行者が7日連続接種を受け、帰国した。

さて、どうしょう。

結局は、ワクチンの種類、接種期間の差が気になり、日程を変更しウユニとビリャソンの2ヶ所で、色々問題はありましたが7日間連続の接種をうけました。

幸いなことに狂犬病にはかかりませんでした。咬んだ犬は狂犬病ではなかったかも知れませんが。

お礼と質問のために、ブエノスアイレスの日本領事館に行きました。
領事館(大使館)は約40年ぶりでしたが、変化にビックリしました。ガードマン、金属探知機、格子、ガラスの仕切りなど、警備がすごい。前回は日本からの手紙を留め置きしてもらい、数週間遅れの新聞を見せてもらいました。今はそんな雰囲気ではなく、手紙、新聞なんて時代遅れか。
本題へ。
大使館の医務官の話では、狂犬病のウィルスは弱いので、咬まれたらすぐ、傷口を水・石鹸水(化粧石鹸でも良い)で良く洗えば、かなりの効果があるそうです。
また、日にちを空けて接種するため、この間に帰国などで接種場所が変わる場合は、引き続き移動先(帰国地)で移動先のワクチンで残りの接種するようにしているという事でした。ワクチンが変わったことで異常があったという情報はないそうです。

狂犬病の症状が現れるという、咬まれてから48時間後までは、参りました。もしもに備えて、家族宛に状況を記録したメモをの残しました。
ウユニ塩湖にそれ程感動しなかったのは、犬に咬まれ狂犬病発病の恐れという気持ちがあったのかも知れません。

ノリータさん、犬には気をつけてください。
背後の足元にいるかも知れません。


 

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