12/12/31 09:03

大きなトレンドは見えてきた!

1971年(当時は360円)から40年間続いた「円高時代」は2011年10月の75円で終わったようですね。

今年の日本の貿易収支の赤字は記録的な大きさで、経常収支も赤字転落しました。

円高を支えてきた大黒柱がポキンと折れました。

多額の国家債務も増加の一方です。消費税を10%に引き上げても焼け石に水です。

日本の国力の後退が円安になり、生産人口(労働人口)の減少が拍車をかけています。

一方、米国ではシェールガス革命が進展しています。

米国はエネルギーの「輸入国」でしたが、「輸出国」に転換する見込みです。

これにより米国の貿易赤字は大幅に縮小する見込みです。長期のドル高(円安)が予想されています。

米国では「財政の崖」問題が期限を迎えていますが、いずれ解決されるでしょうから、一過性の問題に過ぎません。

下記サイトによれば、日本円は「長期円安時代」に入ったようです。

日米の金利差が少なく、FRBも金融緩和政策をとってるので、2013年は90~95円あたりまでの円安かも知れませんが、米国の景気回復が確認されれば、米金利が上昇し、ドル高・円安のピッチが拡大するでしょう。

http://www.sc.mufg.jp/report/mt_report/pdf/elliott121228.pdf

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1件のコメント

  • Re: 大きなトレンドは見えてきた!

    空海様


    お世話様です。円高時代の終焉、これはまさにお世話になっている
    証券会社の営業さんが仰っていることと同じです。私は経済には疎く
    彼の言っていることが、商品を売りたいが為のセールストークなのか
    確かなデータに裏打ちされているのかが掴めずにいました。米国が
    エネルギーの輸出国となればドルのパワーは増しそうですね。
    ご意見ありがとうございます。

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