現地で調べることを「楽しみ」と見るのか、「面倒だ」と考えるのか、その問題でしょうね。

僕は最近になって、
やっと、
なぜ、「地球の歩き方」掲示板の参加者が、
現地で聞けばすぐにわかることを、
掲示板でこまかく、聞くのか、
ぼんやりとわかってきました。

結局、現地で、現地の人と話をすることが、好きじゃないんでしょうね。
ひょっとして、現地の人と話をするのがイヤなのかもしれない。

でも、海外旅行って、現地の人とであって、いろんな話をするのが楽しいのでは??

海外旅行に出ているのに、
インターネットの他人の情報に寄りかかって、
できるだけ現地の人と接触しないで、話をしないで旅をするのなら、
「そんなものは、旅じゃない!」と、
世界旅行者先生は、言ってしまいます(笑)。

海外旅行では、どこか目的地に、スムーズに行くことが目的ではありません。
目的地に着くために、現地でいろいろと調べたり、わけのわからないことに出会うことが、楽しみなんですよ。

これが海外個人旅行というものなんですね。

「バラナシからサルナートへ行く」
というテーマには、いろんな解決策があります。

ホテルや旅行会社で車を手配してもらってもいいでしょう。
いまだと、ひょっとして、ツアーバスがあるかもしれません。
もちろん、オートリキシャーに乗ってもいいです。
しかし、道端でいろんな人に聞きまくって、ローカルバスで往復することもできます。

どれで行っても、サルナートへいけることは間違いありません。

でもそこを、自分でローカルバスで往復すると、海外個人旅行者としては、勲章になるんですよ(笑)。

ですから、掲示板で海外旅行の回答を得て、その通りに旅するようでは、
ま、最初から、旅行者としては、ダメダメちゃん、なんですね(涙)。

サルナートなんて、別に行っても行かなくても、かまわないところです。
それをネタにして、どれだけ自分で、面白い経験をするか、これが、大事なんですよ。

だって、海外旅行は、面白いことに出合うためにやるんですから。

「地球の歩き方」掲示板参加者のほとんどの人は、
この基本がわかってないんでしょうね(笑)。

僕がリマで、パチャカマ遺跡へ行った時の話。

ローカルバスでパチャカマ遺跡へ往復する@リマ/ペルー
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/south_america/pachacamac.htm

パチャカマ遺跡よりも、往復のバスを捕まえた話のほうが、面白いんですから(笑)。

みどりのくつした

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    12/12/30 21:26

    なるほど、そのように考えると

    旅の全てを楽しめますね。
    わたしも見習います。

    なお、私に取ってサルナートは素晴らしい場所で、
    特に、アショカ王の石柱と、その表面に書かれたインド古代文字、ブラーフミー文字を人生で実物で見た最初の経験でした。感動しました。

    なにはともあれ、旅は素晴らしいです。

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    【訂正】いや確かに、サルナートは、すばらしかったです。

    おっしゃるように、サルナートは、すばらしいところでした。
    バラナシから日帰りできるのですから、ゼッタイのオススメです。

    これは、訂正しておきます。

    僕の最初のインド旅行では、写真を沢山撮ってたんですが、
    ずっと昔に処分してしまって、その時代はデジタルデータとして残せなかったので、
    残念です…(涙)。

    旅行の考え方として書いているわけですが、
    もう一つだけ、一般論として付け加えておきます。

    例えば、サルナートへのバス乗り場が、わからない場合。
    確かに、インドだと、乗り場にいる全員が、バスは無いと、ウソをつくことがあります。

    これは、2005年に、ハンピで経験しました。

    ハンピ遺跡のバス乗り場で、「今日はバスはない」と、全員がウソをつく。
    http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/2005/hampi_bazaar.htm

    >>バスターミナルでは、ウソツキだらけだった。
    >>「バスは今日は動いてない」なんて、みんなが言う。
    >>僕はその、「動いてないバス」に乗ってやってきたのにさ(笑)。
    >>とにかくバスに乗せずにオートリキシャーに乗せようと必死だ。

    ですから、確かに、現地で聞いても、バス乗り場がどこなのか、
    バスがあるのかないのか、わからないことは、あると思いますよ。

    で、そういう時は僕はどうするかというと、
    バラナシを歩いて、日本人旅行者を捕まえます。

    「あー、日本の方ですか?実は、サルナートへ行くバスがわからないんですが、知ってはります?」
    と、エセ関西弁で声をかける。

    知ってるといえば教えてもらうし、
    知らないといわれたら、誘って、一緒にオートリキシャーを相乗りして、遺跡へ行く。

    「バラナシへ行って、サルナートへ行かないなんてもったいないですよ」
    と、説得します。

    または、日本人の多く泊まっている宿(日本人宿)を聞き出して、
    そこへ押しかけて、サルナート行きの情報を得る。

    こうしているうちに、現地の日本人旅行者と親しくなるので、
    一緒に、ビールを飲む。

    自分が情報を持ってない場合、それはとても有利です。
    日本人旅行者に話しかける、立派な「理由」があるわけですから。

    ガイドブックを持ってなければ、
    「すみませーん、ガイドブック見せてもらえませんか?」
    と、日本人なら誰にでも、話しかけられます。

    ですから、海外個人旅行では、自分が情報を持たないことが、
    人との出会いを作るうえで、いいんです。

    ま、これは一般論ですが、せっかく思いついたので、書いておきます。

    たまたまコメントをつけてしまいましたが
    東さんに対しての反論とか、そういう意図ではありませんので、ご了解ください。

    みどりのくつした