東南アジア旅行の基本から、説明してみますね。 いい機会なので、東南アジア旅行について、基本から説明しておきます。 『誰でも簡単に旅できる、とっても楽なアジア旅行』 http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/route/asia.htm ここで書いてあるポイントは、 まず、「東南アジア旅行とは、「タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス」の旅。 >>バンコクを起点として、現在流行になっている旅行ルートは、ベトナム、カンボジア、ラオスのインドシナ三国周遊旅行。 >>この三国は、陸路国境越えが出来ますし、小さな国なので旅行は楽です。 次に、「アンコール遺跡群は、ゼッタイに行くべき」 >>アンコール遺跡群は、一生に一度は行っておきたいところで、アンコール遺跡群を見逃してはいけません。 シンガポールからマレーシア経由、バンコクの旅は、つまらない。 >>バンコクから、マレー半島を南下して、シンガポールへ行くルート、これも一般的です。 >>ただ、マレー半島を鉄道で一気に通り過ぎてしまうと、面白くもなんともない。 東南アジア旅行の中心は、バンコク。 >>東南アジアといえば、タイのバンコク。 >>ここに行きさえすれば、周辺諸国への旅は非常に簡単で、しかも、物価も安く、遊び方の種類も豊富です。 ですから、はじめて東南アジア旅行を考える場合、大原則は、バンコク往復切符を買うことです。 最近、エアアジアでクアラルンプールへのルートがありますが、 クアラルンプール自体は、ほとんど見るところはないです。 どうせ、クアラルンプールから移動しなければなりません。 陸路移動も時間と金がかかるので、クアラルンプールへ安く行っても、 結局は、さらに移動で、時間とお金がかかります。 また、マラッカも、わざわざ行って、見るようなものもありません。 ペナン島も同じで、ビーチも水が汚いです。 シンガポールは、ただの大都市です。 日本人バックパッカーが、選んでいくようなところではありません。 とうわけで、東南アジア旅行は、特にはじめての場合は、 バンコク往復切符でバンコクへ飛ぶのが基本。 次に、カオサンのツーリストバスで、シェムリアップへ行く。 アンコール遺跡群を見る。 次に、陸路で、ベトナムへ。 さらに、陸路で、ラオスへ。 ラオスから、北部タイへ入って、バンコクへ戻る。 途中で、あちこち観光する。 または、タイのビーチでごろごろ。 というものなんですよ。 これは、昔からいままで、変化はありません。 僕の1994年の、10日間の東南アジア旅行もそうでした。 タイ・カンボジア・ベトナム駆け足旅行記(1994) http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/1994/1994.htm とにかく、難しく考える必要はありません。 バンコク往復航空券を入手して、 カオサンに泊まればそれでいいんです。 みどりのくつした
「旅の危険」とは、盗難でも、詐欺でも、病気でも、事故でもなくて…。移動に飽きること、旅に疲れること。 東南アジア旅行で、バンコク往復にする特別な理由がありました。 それを説明しておきます。 旅というのは、面倒なものです。 予約した飛行機やバスに乗るためには、早起きしなければならない。 旅をスムーズにやるためには、 バスに乗り合わせた人や、出会った人と愛想よくしなければならない。 細かな値段の交渉に疲れる。 名所旧跡へ行っても、思ったよりもたいしたことない(感動しない)こともある。 長距離バスに乗るのに我慢できない。 しつこく話しかけてくる、現地の人間にウンザリする。 結局旅がイヤになってしまうことは、よくあります。 すると、バンコクに戻ればいい。 バンコクには、 日本でおなじみのファーストフードもあるし、 日本食もあるし、 日本の本もある。 また、最新の映画も見れるし、 夜遊びの場もある。 ほとんど東京と同じような遊びを、安くできる。 つまり、バンコクを起点にすれば、 カンボジアやラオスや、ベトナムへ行って、 つまらないと思った時に、とっととバンコクへ戻ってくればいいんですよ。 最初にバンコクへ入っておくと、土地勘ができます。 ほんの一日でもいれば、そこは第二のふるさとになります。 すると、バンコクへ戻ってきたときに、オキラクに過ごせるんですよ。 これが、「バンコク往復切符で、東南アジア旅行を始める」という本当の理由です。 僕がラオス旅行に出たとき、 夜行列車で、ノンカーイへ行き、ラオスへ陸路入国をしました。 しかし、ルアンプラバン(ルアンパバーン)まで行って、 旅に疲れてしまって、とっととバンコクへ飛びました。 そのあとは、残りの時間を、バンコクで 日本語の本を読んで、 ビールを飲んで、 日本人街へ行って、 日本人旅行者に声をかけて、一緒に酒を飲み、 だらだら過ごしてました。 ルアンプラバンからバンコクへ飛ぶ。 http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/asia/luang_prabang_to_BKK.htm >>一週間はラオスへの旅で走り回って過ぎたのだから、あとの一週間はバンコクでのんびりと、キモチヨク生活してみるのもいいだろう。 いっそのこと、バンコクでずーっとだらだら過ごしていても、 東南アジア旅行としては、成立するんです。 また、逆に言うと、 旅に疲れて、旅に疑問を持つようになって、 はじめて、一人前の旅行者になったとも、 言えるかもしれません。 バンコク往復切符があれば、 最初から、バンコクから移動しないこともできますから、 楽なんですよ(笑)。 これが、下手に旅行計画を立てて、いろんな予約してしまうと、 動くのがイヤなのに動かなければならないという、悲劇がおきます。 ですから、二週間の東南アジア旅行なら、 まず、バンコクへ行って、カオサンに泊まる。 カオサンが気に入ったら、ずーーーっと、 朝からビールを飲んで、日本語の本を読んでいても、 誰もなんとも言いません。 それが、旅なんですよ。 楽しいでしょ(笑)♪ みどりのくつした
「旅の危険」とは、「動きたくないのに、動かないといけない」こと。 >>「旅の危険」とは、盗難でも、詐欺でも、病気でも、事故でもなくて…。移動に飽きること、旅に疲れること。 これは間違いでした。 旅では、もちろん、動くことも旅ですし、 また、動かずに、ボーっとしてることも、立派な旅です。 一番の危険とは、予約をしているために、 「動きたくないのに、動かなければならない」ことです。 まあ、予約を入れていても、お金を払っていても、 動きたくない時は、動かなければいいんですけど。 そう考えると、最初から予約はしないほうがスッキリ、オキラクなんです。 みどりのくつした
「世界一周航空券」が、危険な理由は、ここにあります。 最近、世界一周航空券を使って、世界一周をする人がいるとか。 しかし、世界一周航空券は、非常に危険です。 というのが、人は、旅を続けているうちに、 旅に飽きて、旅に疲れてしまうものだから。 ところが世界一周航空券で、ルートを決めていると、 動くのがイヤになっても、止められない(涙)。 まるでアンデルセンの童話「赤い靴」みたいに、 イヤなのに踊り続ける(旅を続ける)ことになります。 これは、長期旅行者の間では常識です。 長期旅行に出た人は、途中で、旅に疲れて、動きたくなくなるものです。 旅に疲れて、情熱を失った旅行者の相談に乗る@昆明 http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/2002/you-always-long-for-your-first-journey.htm >>彼が香港から広州、昆明へと来る途中で、旅に対する情熱があっさり消えてしまった。 >>彼に、「君は移動続きで、旅に疲れちゃったんだよ」と慰める。 僕自身も、ヨーロッパから北米に渡り、北米一蹴旅行をしたあと、 中南米旅行に出る気力が出ずに、 ロサンゼルスの安ホテルに2か月ちょっと滞在していたことがあります。 「ホテル加宝」物語・その1(1989/01/01-1989/03/06) http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/carver1989/carver1989.htm 2ヶ月や3か月の旅行ならば、ゼッタイに、途中で疲れます。 3か月も動き続けの計画をびっしり立てて、そのとおりにやったら、 帰ってきたときは、旅が大嫌いになっているでしょう(涙)。 みどりのくつした
いままでの東南アジア旅行に着いての質問と、僕の回答があります。 東南アジア旅行は、日本人バックパッカーの基本です。 「地球の歩き方」掲示板にも、多くの質問がありました。 僕の回答は、常に一つです。 バンコク往復切符で飛んで、カオサンに泊まれ。 そこから、シェムリアップへ行って、そこで考えろ。 これだけなんですね。 その回答と、質問へのリンクはこちらにあります。 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/subject.cgi/travel/5919/?q=%C5%EC%C6%EE%A5%A2%A5%B8%A5%A2 リンクが出ない場合は、 http://jbbs.livedoor.jp/travel/5919/ で、「スレッド一覧」を出して 「スレッド検索」に、「東南アジア」と入力してください。 みどりのくつした