Re: 投稿ありがとうございます

射殺事件はびっくりしましたが、先にも書いたようによほど不用心な行動をしない限りは大丈夫かと思います。観光客が行くような旧市街周辺は殺伐とした雰囲気もなく、いい人ばかりなので問題ないかと。

そうですね、私が中東諸国を旅行した2008年は、カイロ→サナア(ストップオーバーで観光)→アディスアベバでアフリカに抜ける世界一周の方が多くて、イエメンに訪れる人も多かったですが、やっぱり減ってるみたいですね。当時はスーダンのダルフール紛争もくすぶってましたし、スーダンを敬遠する人たちのポピュラーなルートだったんですけどね。

サナア近郊ではハジャラ、マナカ、あとワディ・ダハールのロックパレスをサナア近郊の丘の上から見た程度ですが、ハジャラはよかったですよ。天空にたつ、要塞といった感じでした。また昔はユダヤ人が住んでいたため、建物にダビデの星が刻まれていたり、歴史が好きな人ならより楽しめるかなと。

ハジャラはまさに観光地といったところなのですが、最近は観光客が激減でモノ売りがしつこいのがややうざいです。勝手にガイドをはじめたりします。また子供によっては写真を撮ったらダラー、ダラーとお金を要求してきて、無視していると石を投げてきたり、観光地ならでは副作用もあります。観光客激減で、必死なことはわかりますが、観光に徹するなら絡まないことが懸命です。尚、ハジャラの旧市街の中は今も人が生活しているので、中に入る場合は挨拶など基本的なことを忘れずに。あくまでも彼らの生活の場を見て回ってますからね。

ちなみにこのマナカ、ハジャラまで行きは旧市街の長距離乗り合いタクシー(通称:プジョー、10人乗り)から4000YERでマナカへそこから乗り換えて200YERでマナカへ。帰りはハジャラから5人乗りのセダンタイプのタクシーを地元の方とシェアし3000YERでサナアまで帰ってきました。

大都市間の長距離バスは割安でバーバル・ヤマン近くにあるSafar Transportで聞いたところサーユーン(砂漠のマンハッタン・シバーム近郊の町)で3500YER、ムッカラーで4000YERといわれました。結局時間がなく乗りませんでしたが、前日あいていれば当日でも乗れそうな雰囲気でした。他もタイズ、アデンなど大都市にはバスが出ており、複数の会社が運行しているようでした。タイズなどは地元の人もおすすめをしていました。


ただし陸路の場合パーミッションが必須なのでその取得やバスが満席など不測の事態を考えると、ある程度、時間には余裕をもって旅程を組む方がいいと思います。9日間ですからサナアも含めて距離にもよりますが3都市程度が妥当ではないでしょうか。ちなみにサナアには累計4日ぐらいいましたが、常に新しい発見があり飽きませんでした。町歩きが好きな人にはお勧めの町ですし、ゆっくり時間をとって散策する町かと思います。

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