ハイジの家とベルニナ急行(冬季)について

えいと★さん

マイエンフェルトの冬はスイスの変哲も無いひなびた村でほとんど人影もありません。メインのホテルもお休みならレストラン、お土産やさんも、ハイジ博物館(そもそもハイジが冬の期間をおばあさんと暮らしたふもとの家だという設定の家なんですが・・)もお休み。アルム爺さんと夏に過ごした・・小屋へ冬季に行こうとする言うのなら・・・多分地元の人も止めるはず、つまり高地の牧草地ですから一面の雪でしょう。

いかれるなら駅で降りて次の電車までの1時間もしくは次の間の2時間少々で歩ける範囲で充分・・いえそれしかいけないでしょう。

つまりはクール1泊の前後でマイエンフェルトおよびクール見物は完了するはずです。

さてベルニナ急行ですが、座席指定料が必要な特別車両編成のそれはこの時期一本(クールーティラノ)ですがサンモリッツまたはポントレジーナからのベルニナ線は時間的にもほとんど変わりませんので無理にのらなくても景色は楽しめますが、山は別として氷河も湖(池)の真っ白な雪の世界ですからあえて往復の必要はない気がします。

そのままユーレールパスをお持ちならティラノからいったんミラノへ出て北イタリアの冬景色の車窓とアルプス越えの景色の変化を充分味会うサンゴッタルドトンネル経由でルッツエルンからベルンへ向かうか、シンプロントンネル経由でベルンへ出るという経路は変化に飛んだ冬のスイスらしい車窓が楽しめます。

シンプロントンネルを越えてすぐのBRIG駅で旧線(BLS線)に乗り換えてツーン湖畔のシュピーツまでの車窓も晴れていればおすすめです。谷の向こうにはマッターホルン(は見えませんが)などのあるアルプスの白い山並のの山上の村々がおもちゃのようにみえます。ゴッペンシュタインのトンネルを抜けると広がる右側の巨大な岩の山並みの景観の向こう側がグリンデルワルの谷(厳密には少し違いますが・・)という位置関係です。

綺麗な湖を見下ろすシュピーツから右に行けばインタラーケン、左に行けばベルンです。

もっともクリスマス休暇のシーズンですからは有名スキー場周辺の宿はほとんど一週間単位の滞在者でいっぱいのはずです。 ベルン泊でお天気予報で確認のうえアイガー見物、マッタホルン見物(VISPから先の支線は
ユーレールパスの適用範囲ではありません)というのが良さそうです。

ご参考になれば幸いです。


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