06/01/14 23:40

Re^15: 報告③上海の四川料理について

「一葉茶」というのは、ひょっとして「苦丁茶」でしょうか。長い一本の棒のようにくるくると巻いて乾燥した茶葉です。その一本をお湯に入れると1枚の葉が開いたようになります。名前のごとくとても苦いお茶です。私はこの「苦丁茶」を今回の旅行で買いましたが、あまりに苦くて、ついに両親にプレゼントしてしまいました。
 北京大学の中国語の先生が、いつも授業にマイカップといいますか、インスタントコーヒーの空き瓶のような水筒を持ってきていて、授業が始まる前に教科書を開いて、水筒のお茶を一口飲んでから授業を始めるのが常でした。気になって何のお茶か聞きますと「金銀茶だ。体にいい」と言ってました。そんな名前は聞いたことがないと思いながら、大柵欄の老舗「張一元」に行くと確かにありました。菊花茶などと一緒に並んでいて、見た目は普通の茶葉ではありませんでした。
 中国の人は誰もが自己流の健康法を実践しています。朝の公園へ行くと、太極拳、創作体操、合唱、社交ダンス、バドミントン、太陽に背を向けて固まっている人、後ろ向きに歩く人、さまざまな人がいます。お茶も健康法ののひとつとして、それぞれの飲み方があるんだと思うのです。

 四川省は夏の旅行の候補地のひとつです。妻は古くからの三国志好きで、10年以上前に成都に行ったときの話をしばしば聞かせてくれます。成都は麻婆豆腐の元祖、陳麻婆豆腐店がありますね。重慶もそうですが、夏は高温多湿な土地柄。唐辛子を食べて汗をかくことは、土地の知恵として根付いた文化なのかもしれませんね。

 奥様、どうかお体をお大事に。私の職場もマスクをする人の波が私の机の方にじわじわと迫ってきています。

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1件のコメント

  • Re^16: 報告③上海の四川料理について

    亭主です。
     「一葉茶」は「苦丁茶」のことです。最初は本当に苦いです。しかし、しばらくすると甘さが出てきます。一葉茶のことはいつも行くお茶屋さんで教えてもらいました。そのお茶屋さんは豫園老街39号3Fにある香茗楼の王羽さんです。場所はにぎやかなところですが3階ですのでわかりにくいところですが王さんは日本語ができますし、客は日本人が多いです。ガイドブックにも載っていませんが初めて上海に行ったときに偶然知り合いました。お茶に関する知識も深いです。私達は今のところ一葉茶を飲んでいます。職場では王さんのところで買った一葉茶を、家では昨年の夏に北京で買った海南島の一葉茶を飲んでいます。なぜだか海南島の一葉茶は苦くありません。「金銀茶」もためしてみたいです。
     中国でタクシーに乗るとどの運転手もお茶を入れた透明の魔法瓶のようなものをもっていました。何だろうと思っていました。豫園商城で売っていましたので10元で買って使ったりしました。すいませんいつの間にか料理の話からはずれてしまって・・・。
     妻は元気になりました。ありがとうございました。

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    06/01/17 21:28

    Re^17: 報告③上海の四川料理について

    報告が遅くなりましたが、中国を旅する素敵なご夫婦との偶然の出会い(といっても掲示板の上ですが…)について、私たち夫婦のブログで10日の日に紹介させていただきました。

    おふたりの実りあるご旅行がいつまでも続きますことを心よりお祈り申し上げます。また掲示板でお見かけした時にはコメントを寄せさせていただきます。ありがとうございました。(xiong2)

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