オーロラは多様

晴れていてよく見える天気であったとしても,オーロラはいろいろな状態や見え方があります。

暗くてあまり動かないアーチ形のオーロラから,オーロラ爆発と呼ばれる一点から放射状にさまざまな色の光の筋が全天に広がって自分を包み込み,しかも激しく動き回るようなオーロラまで多様です。非常に激しいオーロラを今まで2回見たことがありますが,全体の回数からすればごくわずかです。大まかにいって激しく鮮やかでよく動くオーロラほど見える頻度は少ないですが,当日どんなオーロラが見えるか分かりません。

「オーロラが見えた」ことは同じであっても,暗くてほとんど動かないオーロラを見て「これがオーロラなんだ」と思う人も少なくないので,「オーロラは見たけどさして価値があると思えない」と言う人がいても不思議ではありません。

どんなオーロラを見て価値があるというか,そして実際に行ったらどんなオーロラが見えるのか事前に知りようがないので,価値判断は難しいのではないかと。

しかしお金をかけて行って見る価値があるかどうかというのは,オーロラに限らず旅行目的の名所でも景色でも同じではないかと思います。

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