言葉ができると安くあがります。

フランス語は苦手ですが、フランスでは可能な限りフランス語を使っています。
よくフランス人は冷たい、英語がわかってもフランス語しか話さないなど日本人(特に男性)には評判が悪いですが、YHの場所を聞けば車で案内してくれたりと、私は親切にされた思い出しかありません。

ドイツ語圏では英語よりはつたないドイツ語を使います。
ホテルが皆満室で、ハンガリーのペーチではYHであった外国人旅行者に教えてもらった民宿(住所不詳)に電話しました。

でてきたおばあちゃんはドイツ語で「部屋はあるわよ。今どこにいるの?」と言います。場所をドイツ語で伝えると、「そこからどこ行きの何番の市電で4つ目。そこで待ってるわ」といいます。

会ったあとうまく言えないドイツ語があったので、英語で言うと「ノー・イングリシュ」が唯一知っている英語でした。英語でかかってくることが多かったのでしょう。

つまり英語で部屋の有無、値段などを聞いたら、このひとことの返事で切られていたでしょう。高級な宿なら部屋があったので泊まれない心配はなかったのですが、値段がこの民宿の10倍近くでした。ポーランドのクラクフでも全く同じことがありました。

今は中東欧でも英語が話せる方が増えましたが年配の方は中東欧の共通語だったドイツ語オンリーが多いです。

スイスのバーゼルで私を無料で自宅に泊めてくれたおじいさん(通りがかりの人に安いホテルを聞いたのです)もドイツ語しか話せませんでした。

外国の方との交流に言葉は欠かせませんので、可能な限り多くの言葉を覚えて下さい。
英語がペラペラでも他の国際語は全くダメより、多くの国際語を旅行に困らない程度に話せるほうが海外一人旅にはユースフルかと思います。

英語を話さなくても日常生活には困らない人のほうが圧倒的に多いので、英語は意外に通じない、世界は広いというのが感想です。

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