Re: 行旅死亡はどのように扱われますか

イスラム圏でなくとも、火葬設備があるのは、都市部だけのところが多いです。

まず、知人に見守られることなく死ねば、街でも村でも死体安置所に。そこで、病死でないかぎり司法解剖が。その後、規定日数で遺体引取り人がない場合は共同墓地にシーツに巻かれて埋葬です。日本のパスーポートが見つかれば、大使館にその国の外務省を通じて連絡が。うまくいけば、それで日本家族に連絡が。

家族が希望すれば、遺体搬送を日本までも。でも、搬送料だけでファースト・クラスの倍額、それに葬儀屋費用とか遺体安置料とかで2-3万ドルを振り込むことなります。好き勝手に旅をしていて、家族に面倒かけたくなかったら、遺体とか火葬された灰を日本に移送なんて希望しないで、遺品だけを送ってもらえるように、家族に宣言しておくことです。

また、火葬ですが、日本は骨を残す習慣で低圧で焼くのに比べ、海外では、人間死ねば灰に戻るで、高圧で焼くので、本当にサラサラの灰仕上げで量は縦横高10センチくらいに。

今まで、二人の日本人の遺体を家族の希望で搬送した経験から書かせてもらいました。3000メータ以上の高地に行くときは、到着日とその翌日は何もしないでノンビリと。40度近い熱が出れば、ただちに医者に。これが、原則です。

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1件のコメント

  • mxegamiさん ありがとうございます

    ご経験から対応の仕方をコメント下さりありがとうございます。

    昨日もクエートでタクシーの乗っていて交通事故にあったニュースが流れていました。
    パスポートはいつも身につけるようにしてますが、迂闊にもたまたまそうでなかった時など
    運悪く・・・このような時など行旅になりかねません。

    死んだ後までも家族に精神的、経済的にも負担を掛けたくないですね。、
    現地で火葬ができればよいのですがイスラム圏では難しいようです。

    「人間到処有青山」いつもこの気持ちでいますが家族には連絡が途絶えても
    どこかを旅してる、そう考えるように伝えてあります。

    それにしても海外にまで出かけていって病に犯され「孤独死」は何とも・・・



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