時刻表というものは、もともと、現地で確認しながら使うものですよ。 特にネットの人たちが誤解してるんですが、 世の中に、「正しい時刻表」なんて、存在しません。 列車は、時刻表どおりに走らないです。 出発、到着が、遅れることは常識。 また、ストライキも、事故も起きます。 ですから、時刻表はだいたいの見当をつけることにしか役に立ちません。 それが、電子版のネットの時刻表ではない、 トーマスクックヨーロッパ時刻表のいいところなんですよ。 つまり、ある都市から別の都市への移動を、時刻表でサッと見ただけで、 「ここは、だいたい一時間に一本の列車がある」とか、見当がつくんです。 そうして、鉄道駅で、その時刻を確認します。 また、乗り継ぎでとこへいけるか、わかるんですよ。 ネットだと、ある町からある町への移動はわかりますが、 全体像がつかめません。 それから、ヨーロッパ鉄道旅行をしている列車の中で、 翌日の移動のことを考えるものです。 日本にいて、まだヨーロッパにいないのに、ヨーロッパの鉄道を考えても、わかりませんよ。 ですから、もし最新版がギリギリにでも入手できるならば、 最新版を持っていけばいいでしょう。 でも古いものでも十分に役に立ちます。 僕はイスタンブールの安宿においてあった、かなり昔のトーマスクックで、 旅をしたことがありますが、不自由しませんでした。 トリエステからリュブリアナへの列車でトーマスクックを読む。 http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/europe/enquete.htm >>またもちろん「Thomascook European Timetable」で、これから先の移動について、ぼんやり考えるのもいい。 >>実際は、現地に行ったあとで、次の目的地へのルートは考えるわけだけどね。 >>ヨーロッパの個人旅行者は、トーマスクックを見ながら、こうも行けるああも行けると考えるのが、正直至福のひとときなんだ。 つまり、ヨーロッパの列車に乗って、トーマスクックをめくると、 「ほー、この列車は、ここまでいくのか?」 「ちょっと着くのが、おそくなるけど、(駅で宿は見つかるから)いっちゃおうかしら」 とか、 「明日は、ここへ行ってもいいし、別のところへ行ってもいい、明日の体調で決めよう」 とか、 いろいろ考えられるんですよ。 トーマスクックタイムテーブル。 http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/theory/thomas_cook_timetable.htm ヨーロッパを旅するならば、大きな地図一枚でもいいですが。 http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/maps/europe.htm まあ、ユーレイルパスを使ったヨーロッパ鉄道旅行は、旅行好きならば、一度はしなければなりません。 大いに楽しんでください。 みどりのくつした