Re: 結婚式のスタイル・・・

日本は婚姻届けを郵送でもOKですが、アメリカでは戸籍システムがないので、裁判所の判事の前に両者と友人の証人に、両者が結婚できる状態であることを口頭で質問、その次が両者が自由意志での結婚を決めたのを確認で、結婚成立です。これが、15分ほどで100ドルほどの規定価格で、公的結婚証明書を発行してくれます。ラス・ベガスでも、判事・証人が必要です。必要書類は身分を証明するもの、エイズにかかっていない証明書、証人の身分証明書と申請書くらいで、国籍は関係なしです。

教会では、結婚の式を希望する両者が、写真付の申請書。この時に、両者が、その宗教で洗礼、確認、聖体受領をしている証明書を。教会に誰と誰が結婚する、と写真つきで掲示版に。そして、3回くらい信者としての講習義務が。どんなに早くとも半年くらいに期間が。
式は、教会内という義務はなしで、自宅の庭でも、海辺でも、許可があれば有名な観光スポットやモニュメントでもできます。神父・牧師が出張してきてくれます。

それから、式の後の披露宴パーティ。これは、新婚二人を祝うのが建前ですが、恋人のいない独身男女の知り合う期会が本音です。結婚した二人の両親が、お礼の意味で、集団見合いを企画するような感じです。日本のように、祝辞もなければ余興もなしで、年頃の子供を持っている親は、息子・娘同伴です。親としては、ここに招かれている同じような生活程度・階級、文化の若者から恋人を見つけて欲しい、って願望。招待されれば、その家族全員という意味で、2-300人規模になります。
既に既婚か同棲をしており、知り合いもいない義理で行く結婚式は、確かに退屈ですね。

日本の結婚式は、宗教とか法律に関係せず、結婚式屋が作り上げた企画だらけでの挙式が多いので、それだったら海外のステンド・グラスのある教会でって。教会はそのような結婚を認めていないです。そこで、日本結婚儀式屋は、教会を勉強会の場所として借り、形式上の模擬結婚をさせたり、小さなオトギ話に出てくるような教会を作ったりで商売しています。それで、満足であれば、それも良しですが。それで、結婚式ごっこって言葉を使ったわけです。
でも、実際に年頃の娘を持つと、娘の結婚式には参列し、娘を盗られる諦めのけじめをつけたい感じたいです。どっかで、知らない間に二人きりで結婚式をあげたなんて、抵抗ありです。実際は、娘を盗られるのではなく、娘がよその男を捕まえてきて、息子の数が増えるんですが。
娘も婚約指輪を貰った日は、1週間ほどだれかれなしに見せ、その日と結婚記念日は孫を親に預けて、食事に行っています。男が指輪を渡す場所、やはり、一生忘れない日と場所を選びます。


  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 男が指輪を渡す場所、やはり、一生忘れない日と場所を選びます

    大変重みのある 深い意味のある 言葉ですね!!

    • いいね! 0
    • コメント 1件
    12/11/21 18:32

    Re: 男が指輪を渡す場所、やはり、一生忘れない日と場所を選びます

    雑談系で。

    民族、宗教、文化などの違いによって結婚の目的や形態、様式は異なりますからキリスト教的「愛}もまた
    一種の手段あるいは幻想かもしれませんよ。惑わされないことです(笑)。