ドレスデンに行くならば戦争についても感じてきて欲しいです ザクセン王国の栄華は、第二次大戦の米英の絨毯爆撃で一夜にして壊滅しました。 戦争終結直前の、米英側からも大きな非難が上がったいわゆる無意味な無差別市街地爆撃です。 現在の旧市街のほとんど全ては戦後再建されたものです。 奇跡的に残存したのが、君主の行列の壁画です。 フラウエン教会は東西統一までは、なんと破壊された瓦礫のままで放置されてもいました。 見所が狭い範囲で集中するドレスデンでは、露天店の多くで、戦争被害の写真(現在はこう、当時はこうだったというような比較写真など)なども売られています。 戦争の記憶(被害加害問わず)を残しておく施設等で売っているのではないのです。露天で売っているのです。 これは他のドイツの都市ではあまり見られない光景です。 ドレスデンの今を、過去と合わせてぜひ感じてください。