パスタと言っても多種多彩

私がローマで泊まるアメリカン･スタイルのホテルは、
空港にあるヒルトンぐらいで、そこは朝食付きなので、
朝食無しのホテルに泊まったことがないので、
３５ユーロの朝食と言うのにちょっと驚きました。
（地方でキッチン付きのアッパルタメントに泊まると朝食は付きませんけど）


わざわざ他のホテル朝食行くこともなく、
朝たっぷりいろいろ食べたいのでなければ、
一般イタリア人のようにバールに行かれてはいかがですか。
少し歩けばホテルの近くにもあるのではないでしょうか。
バールでカプチーノと甘パンというのもよいかと。
目の前でオレンジを絞ってジュースにしてもらうのもいいですよ。
（フレッシュジュースをスプレムータといいます）


さて、「おいしいパスタ」とは、ミケちゃんさんにとってどのようなものでしょうか。
ロングパスタにショートパスタがあり、
ロングにも、平たい幅広麺からそうめんのような細いものまで様々、
ショートにも、実に様々な形状があります。
さらに南に多い、粉だけでつくったパスタ、北部に多い卵綿、
じゃがいもで作るニョッキ、平面状のパスタを重ねるラザーニャ、
中に詰め物をするラビオリその他、
これら全部がパスタの仲間です。


地方に行けば、それぞれの土地の産物を使った味付けの名物パスタがあります。
海辺に行けば、魚介のパスタ、
山に行けば猪のラグーなどの山の幸のパスタ、
トマトソースはどこに行っても食べられますが、
ナポリ辺りで、地元の味の濃いトマトで作ったソースのスパゲッティを食べると格別です。
ミケちゃんさんのお好みのパスタとはどのようなものなのでしょうか。
（ちなみに、日本人に人気のあるらしいカルボナーラは、私は好みではありません）