ポツダムに広島・長崎の原爆追悼記念碑があります。

みなさんご存知のようにポツダムでは1945年7月17日から8月2日まで第2次世界大戦後のドイツの処理問題や日本の降伏条件と戦後処理方式を決めた米・英・ソ連3国の巨頭会談「ポツダム会談」が行われました。その時アメリカのトルーマン大統領が宿泊していた“トルーマンハウス”(現存しています)前の小さな公園“ヒロシマ広場”に核兵器のない世界を祈念する広島・長崎の原爆犠牲者を追悼する記念碑(広島・長崎から届いた被曝石が置かれています)があります。この記念碑は、ドイツ人や日本人の寄付によって2010年の7月25日に除幕しましたが、その日はまさに65年前のその日にトルーマン大統領が広島への原爆投下を命じた日なのです。この記念碑にはドイツ語、英語、日本語の3か国語で原爆廃絶を誓う言葉が刻まれています。至って地味な所ですが、日本人にとっては行って意味のある所だと思います。
行き方:ベルリン中央駅からS7で終点のポツダムより2つ手前のGriebnitz-see駅で降りて、湖畔沿いの道を2~300m歩いた所です。目の前の湖畔に立つ館が“トルーマンハウス”です。
なお、この記念碑を見た後は最寄駅に戻ってベルリン方面に行く電車で一駅目のWannsee駅で下車して湖畔に出てここの港から定期船でポツダム会談の舞台になったツェツィーリエンホーフ宮殿(Schloβ Cecilienhof)へ行くのをお勧めします。天気が良ければ最高です。

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