今年の年明けから、ホテル代は急激に高騰しました。

そして、１１月からミャンマーは乾季で旅行のベストシーズンとなりますので、更に値上がりしています。
比較する時期にもよりますが、３倍から場合によっては５倍ぐらいの値上がりになっていると思えます。
予約して部屋代を支払済なのに、その後の急激な値上げで、予約した値段との差額を支払わないと泊まれなかったり、改修する事になり泊まれなくなったと言う様な出鱈目な理由で宿泊を拒否されたり、この１年間でホテルに関して苦い経験も有ります。
とにかく、ホテル側は強気です。

ガイドブックは、この値上げに付いていませんし、旅行会社のホームページもホテル代を掲載・メンテナンスする事は、度重なる値上げとと人手の面から困難になっている様です。
一方、ホテルは旅行会社やホテルの予約サイトを通さず、直接予約を取る所が増えている様です。
更に、ホテルの予約では、予約と同時に前払いも必要になっている所もあり、小さな旅行会社では対応出来ず、ましてや遠く離れた日本から予約するのは非常に困難になったホテルも有りで、今度の正月休みのホテルは？と、実は私も困っております。

１１月でシングルだとＧＨ程度のホテルでも、３５＄は仕方無いと思います。
このクラスのホテルでは、部屋でｗｉｆｉ可と謳っていても、まず部屋からは期待出来ません。
１００＄クラスのホテルでも、ｗｉｆｉのアンテナのすぐ近くの部屋だけでなんとか使えたりする程度だったりしますし、皆がｗｉｆｉを使う時間帯だと信じられないほど反応が遅くなって使えなくなる事もあります。
多分、このクラスのホテルだと、ｗｉｆｉはフロント周辺のロビーで使える程度だと考えた方が良いでしょう。

ただホテルに泊まれないと言う事は、まず有り得ないです。
(訪問地で大きなお祭りや国際会議等が開催される場合を除いて)
普通の旅行者は一つの町に短期間の滞在なので、泊まれるホテルを探し出せないだけで、小さなホテルはたくさん目にしますし、ＡＧＯＤＡで検索すれば部屋代はともかくとして予約可のホテルが結構あります。

バガン→マンダレー間の船ですが、これは現地のホテルや旅行会社で事前に予約して貰った方が確実だと思います。
何処かから運行スケジュールを入手したとしても、実際に現地に行ってみたら、そのスケジュール通りでは無い事が多い様な気がします。、
バスのチケットは、多分大丈夫だと思いますが。

ミャンマー旅行ですが、もし安さを期待されているのでしたら、それは期待外れに終わるでしょう。
【マーサー 『2012年世界生計費調査‐都市ランキング』】 に拠りますと、ヤンゴンは２０１０年１５９位⇒２０１１年７０位⇒２０１２年３５位と急上昇しており、これからもホテル代が５倍ぐらいになっていても不思議ではありません。

ご存じだと思いますが、ミャンマーは新札のドル紙幣を持参下さい。
敗れ・汚れはもちろん、折り目の或る＄紙幣も、両替してくれませんので。