地上は足元が悪いところが多いですからお気を付けて

海外だと車社会で道路に歩道などないアメリカのような国を初め、日本の市街地のように歩行者が歩きやすいようにはできていないところが多いですね。
アジアでは人が多いと言うか、どこでもわらわら歩き回る社会なので街歩きには支障がないところが多いですが、それでも歩道があったりなかったり、つながっていなかったり段差があったりと、気を付けないといけない場所もあります。

シンガポールの場合、オーチャードですとか、シティー・ホールなどは街並みが近代化されて久しい上に、さらに人に優しく改良、再開発が進められています。
その反面、いつでもどこかしら工事中ですから、工事現場周辺では歩道が迂回路になっていたり、ぼこぼこだったり、段差があったりします。
また日本のような極端な「歩行者優先」ではないので、交差点や横断歩道や駐車場などの出入口などでも歩行者の列に自動車が割り込んでくることもあります。
そんなときには地面の段差や柵、柱などの障害物にもご注意してください。

サンテック・シティーのファウンテン・オブ・ウェルス(富の泉)の周囲(地上)などは交通量の多いロータリーで、実はタワーの間の車道は横断禁止なんですが、多くの人が渡って行きます。
つられて渡ろうとすると、自動車はスピードを落とさずに走って来るので大変危険です。
サンテック・シティーやマリーナ・スクエアの裏手(東側)は車が多く、F1の時期以外は歩行者はほとんどいないエリアで、歩道も昔整備されたままだとか、MRT工事やF1施設工事で改修されくらいだと思いますが、あまり歩くのには向いていません。
シンガポール・フライヤーへは、先にお書きしたように歩いて行けますが、お疲れであればタクシーをご利用するのがよろしいでしょう。

今時分、天候はまだそれほど悪くならないはずですが、先日は大雨が続いたようです。
シンガポールのお天気は、おおむね晴れまたは曇り、日中はところにより時によりにわか雨、雨季(12月から2月初め)は雨の確率と激しさが増加、それ以外の時期でも雨はいつ降っても不思議ではない、というものです。
シティー・ホールから、シティーリンク、マリーナ・スクエア、サンテック・シティーは地下でつながっているので雨あるいは強い日差しを気にせずに歩けますが、シンガポール・フライヤーは孤立しています。
雨が降るとタクシー待ちの列が長くなりますが、止むまで休憩するか、タクシーなどで次の場所へ移動するのがよろしいでしょう。

ラッフルズ・ホテルにタクシーで向かうと、正面玄関に付けてもらえばきっとあのドアマンがドアをあけて出迎えてくれると思います。
宿泊者ではなくても、堂々と「Thank you!」と微笑んで下車なさってください。
いっしょに記念写真を撮りたい場合は、即座に「Excuse me. May I take a picture? (pose with me ?)」みたいに話しかけて、さっさと取り掛かってください。
こういう頼みごとをする際には「女性が話しかける方が話が早い」ので、気が進まないとおっしゃられるかもしれませんが、奥様を説得なさってください。

レストランでよい席をリクエストする場合でも、男性が何か頼むよりは女性が「眺めの良い席がいいわぁ」とか、「ここに来たかったのよ」とか言う方が、はっきり言ってお得な場合が多いです。ご夫婦で旅行される方には、こういう一種のテクニックを是非駆使なさることをお勧めします。

ラッフルズ・ホテルのロビーをご覧になりたい場合は、あまりはしゃがず、どきどきなさらず、悠然と宿泊者のように落ち着いてご覧ください。(ご存知かと思いますが、短パン、サンダル、袖なしだとロビーへの入場は断られます。)

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