慣れない方にはバスは敷居が高いです 路線バスは、ez-link card が導入されてからは、事前に運賃を気にすることなく、日本で PASMO でバスに乗るのと同じ感覚で利用できるようになりました。 でもやはり、初心者の方にはやや敷居が高いです。 それと、残念ながらホテルの前のバス停(Hill Street)にはハーバーフロントを経由する路線が発着していません。 ハーバーフロントに行くには、ホテルからはMRTシティー・ホール駅の入り口がある通り(North Bridge Road)にあるバス停に行く必要があります。 MRTシティー・ホール駅のホテルに近い方の出入り口のそば、教会を背にしているバス停です。 シンガポールでは、利用者の多いエリアではバス停が分散していることが多いので、ある場所で同じ方面に向かう路線でも、停まるバス停、停まらないバス停があります。 慣れてくると、バス停の停まるバス路線の見かた、バス停の探し方がわかって来るので、街歩きが非常に楽というか幅が広がりますが、慣れないとどこのバス停でどう待ってどう乗るかが非常に不安であると思います。 daiti さんもおっしゃられるように、バスだと街の様子がよくわかります。特に2階建バスの2階から眺めるのも楽しいです。 天狗さんが、まあそういうハードルを越えるのかどうか、そういうご予定、ご意志があるのでしたら、バス利用についてもアドバイス差し上げられますが、そうでない場合は無難にMRTを利用するのでもかまわないでしょう。 同行者の方がいらっしゃるのかどうかも伺っておりませんし、お年寄りの方や、お子様連れ、あるいはゆっくり歩いたり電車なら大丈夫でもバスはちょっと、と思われる方もいらっしゃるやもしれませんからね。
Re: 慣れない方にはバスは敷居が高いです Ice-Cubeさんありがとうございます。 同伴者は妻です、年に1回の海外旅行を楽しんでいます。 バス利用は何となく不安を感じますが、試してみたいとも思っています。 ありがとうございました。
今回の場合、クルーズに向かうのであればタクシーをお勧めします 別のご質問の方でハーバーフロントへはクルーズに乗船のため(あるいはお帰り)とお見受けしました。 おそらく、お荷物がおありでしょうから、路線バスはまず、おやめになった方がよろしいと思います。 シンガポールでの街歩きの経験が豊富であれば、重い荷物を持って路線バスで移動するのも苦ではないですが、まずスーツケースとともに乗車するのは大変です。 また、MRTご利用の場合、駅は結構混雑しますし、そこまでの間、街中を歩くのは慣れないと大変です。外は蒸し暑いですし、雨もいつ降るかわかりません。 MRTハーバーフロント駅は実質地下2階にあり、クルーズ・センターまでは5分くらいかかります。ホテルからは先にご紹介した通りで、駅までちょっと離れているか、近くのシティー・ホール乗車でもかなり混雑します。 ということで、ホテルからハーバーフロントのクルーズ・センターまでは、タクシーをご利用になることをお勧めします。 帰りもタクシーがよろしいかと思いますが、まあ体調やご気分と、何より天気次第でお決めになるのがよろしいでしょう。^^;) タクシーの場合、かなり以前、クルーズ・センター近くのケーブルカー(日本風に言うとロープウェイの駅)乗り場で、白タクが問題になったことがあります。 「ここからの乗車は定額料金しかない」というようなことを言って、慣れない海外からの旅行者をだましていたものですが、日本大使館を含めて広く知れ渡りましたので、まあ最近はそういうことはないと思います。 とは言うものの、ごくたまに高級ホテルなどで、外国からの観光客に対して「定額運賃」をもちかけたり、うやむやにしたまま営業する不届き者もいますので、必ず正規のタクシー乗り場で、走行前にメーター走行(運賃メーターが低額の基本料金からスタート)であることを確認することは忘れないようにしましょう。 Singapore Cruise Centre http://www.singaporecruise.com.sg/
シンガポールでの路線バスの利用 かなり昔は在住者でもない限り、シンガポールでの路線バス利用は一種の冒険でした。 利用者は、あらかじめ自分の乗るバス停で降りるバス停までの運賃を把握しておき、バスに乗車した際にその運賃を支払います。お釣りは出ません。わからないときは運転手に尋ねて言われた運賃を投入します。昔は自己申告の世界だったと思います。その後、機械でチケットを受け取るようになったと記憶しています。エアコン付きと無しで運賃も違っていました。 運転手に尋ねればいいと言っても、乗客の多いバス停で後ろからせっつかれるような状況では、日本人観光客は敬遠することが多かったと思われます。 それが近年は一変しました。ez-link card がバスにも導入されたので、この Suica/PASMO と同じように使えるカード式チケットの登場で、日本人観光客も運転手に運賃を尋ねることなく、乗車時と下車時にカードをタッチするだけで利用できるようになったのです。 あとは、乗りたいバスを選んで乗って、降りたいバス停で降りるだけです。 とは言うものの、まだ多少ハードルはあります。 まず、乗りたいバス路線を知る必要があります。 以前は事前にバス路線を知るには印刷された時刻表を入手するしかありませんでした。 (今は、インターネットで路線を知ることができます。) バス停は中心部の大きなバス停には地図に描かれた路線案内や、主な路線のバス停一覧と料金表などがありますが、そのバス停にもMRT駅にあるような路線図が完備しているとは言えません。 また、たとえばシティー・ホール駅前のバス停と言っても、路線ごとにいくつかのバス停に分散配置されているので、どこ行きのバス停はここだけれど、ここ行きのバス停は、この先のブロックにあるとか、向こうの通りにあるとか、駅の反対側だとか、いろいろです。 オーチャード・ロードの場合も、ある路線はラッキー・プラザ前のバス停には停車するが、別の路線はそこは通過で、たとえばサマセット駅の方のバス停にしか停車しないなどがあります。 まずはバス停で路線地図があれば、行きたい場所に向かう路線を探します。 その路線図で路線情報(経由地、運行日、運行間隔など)を確認したら、バスを待ちます。 最近は、そのバス停にどの路線のバスがあと何分で到着するのか表示されるバス停が増えました。 乗車したい場合、バスに限らずタクシーなども利用者は「手を挙げて」停めますが、シンガポールでは「手を水平に道路に突き出します」。 バスの場合、バス停に複数の路線バスが団子状態になることがあるので、団子のまま乗車させているのか、本来の位置まで前進してから乗車させようとしているか見極めないと、目の前を走って行ってしまうかもしれません。(加速しないうちに停める荒業もできますが) 日本の路線バスもそうですが、大きな荷物を置く場所はあまりありません。 バスによっては、立ち席が広く取られているものもありますので、転がらないように注意すれば足元に置いておけます。低床タイプだと、タイヤ・ハウスの上に荷物を置ける場合もありますが、スーツケースを持ち上げるのは結構しんどいです。 下車したい場合、運転手にひと言降りるバス停を伝えておくと言う手段もありますが、バス停の車内アナウンスはないので不安を感じる方もいらっしゃると思います。 降りたいバス停を逃すと、下手すると数ブロック、数分歩いて戻らなければならない場合もあります。(歩いて戻る歩道が、うまい具合に設置されていない場合も) 2階建てバスは高い場所からの眺めが楽しめますが、急な階段を上り下りする必要があります。 たまに窓が開いたままのバスがありますが、たぶんエアコンが故障したのか効いていないので窓を開けているはずです。 まあ、以上のようなことをあれこれ経験していくうちに、路線バスに乗ることに慣れていくでしょう。そうなれば、シンガポール内の行動範囲は格段に広がっているはずです。 まずは、お時間に余裕があって、荷物の少ないときに、乗ってみることをお勧めいたします。 さて、シンガポールの地図としては、地図情報の他にバス路線もカバーするようになっている、こちらのものが非常に便利で愛用しています。 ↓ SG & Singapore Map - Singapura, Singapur, Singapore Information http://www.streetdirectory.com/ スマートフォンやタブレットなどをお持ちの場合、アプリにもなっています。