12/10/31 09:07

コート類は常に着るか抱える

もので、これをしまうことは考えなくて良いでしょう。
異常気象で真夏のような暑さにでもなれば話は別ですが。
もしお洒落を考慮しなくて良いのなら、いざとなれば
捨てていけるような安物(日本中そのようなもので
溢れかえっているのが事実です)を買う、または
薄着で行って現地(ZARAとか-Zは濁らないのでご注意を-は世界共通価格です)
で買うとかもありでしょう。

鞄類は慣れたもの、または使いやすい(主観で良く、自分がそう思うもの)を
持つべきだと思います。ただし、日本人が頭に植え付けられてしまったこと。
それは、海外旅行=スーツケースという考え、これをまず捨てるべきです。
パッケージ料金の一部として実は払っているだけのことですが、パックツアーでは
誰もが大きなスーツケースを”転がし”ます。これを個人旅行でするのは、きつい
だけでなく、実は見てくれも悪いのです。私は、美學に反すると思っています。
あれは、本来は自分で運ぶものではなく、”お供”がご主人さま(と同伴者)の
ために運ぶもので、自分で転がすものではありません。しかし、パック旅行で
当たり前のようになってしまい、パッケージから”卒業?”しても、それを
文字通り引き摺って(正しくは引っ張るまたは押す)いるのです。

スーツケースではなく、所謂、キャリーケースなら、ありだと思います。
国産ならCMでもやっていますよね。超軽量のケース。国産(日本の会社が
作っているという意味)やドイツ、米国、実は英国もあるのですが、
ブランド品(要するにRimowaとかZERO HALLIBURTO)よりは、重くはなり
ますが、安さを求めるのなら中国製にすれば、選ぶのに困るくらい豊富に
あります。要するに、小型で、場合に依っては(私には一番重要な点)、
機内に持ち込むこともできるし、列車の上の棚にも、”自分の力で(これも
重要な点で、機内持ち込みでは大原則です)”持ち上げることが可能です。

荷物は、常夏の島と極寒地とを一度にこなす、超高級レストランや演劇、
オペラ、古典音楽鑑賞などを目的地とする、リゾートでお金持ちの
なかで過ごすとかでもない限り、季節はそれほど重要ではなく、
軽くすることは大抵の場合可能です。

まず、荷物を減らすことを考えましょう。特に宿に金を掛けない場合や、
頻繁に移動する場合は、荷物の大きさは大きく影響します。
ついでに、宿ですが、金額よりも立地と設備で選んで下さい。
そもそもバスでしか行き着けないような宿だと、夜の遅い南欧では、出歩くことも
できなくなります。夕食後タクシーで帰るくらいなら、中心地のほうが良いはず。

さらについでに。3週間で6カ国なら、移動に掛かる時間は無駄にはできないはず。
これもまだ計画段階ならば、練り直すことも必要でしょう。例えば、イタリアやポルトガル
に行っても、真っ青な空の下で、若者がギターを抱いて歌っている光景を期待しても
多分裏切られます(これって米国経由で日本にもたらされた神話だそうで)。
毎日雨かも知れません。3週間なので、恐らく有名観光地や大都市で終わるのでは
ないのでしょうか?それなら、LCCとかをうまく使うことで時間短縮も可能かも
知れません(目的地とかは全くわからないので)。これもまだ未定なら、時間は
少ないが練り直しを。

本題に戻ります。鞄って、機能も大切だが、見てくれも大切。これは靴や時計など
とも共通します。ファッションの一部と言っても過言ではない。ですから、TPOと
言うか、場に合わせた格好が必要です。気に入ったものを持ち歩くこと。
ただし、安宿に高級ブランドバックやケースを持って行っても構わないのですが、
明らかに盗難に危険性が増します。中に大金ならずとも、高額なものが入って
いるはず。場合にはよっては外側だけでも金になるとか、です。

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