海外旅行＝観光旅行　って、どういう発想やら

あのなぁ、海外に住んでいる、仕事などの都合で住まざるをえない日系人はいくらでもいるんだよ。

自分に理解できない＝海外旅行なんてする必要が無い、狭い機内で泣き声がうるさい、せっかくの私の観光旅行が台無しだ、絞め殺してやろうか、って、そういう自己中な発想だから、日本人は平然と傲慢になれるんだろうな。

だれだって、好きこのんで、大切な赤ちゃんを連れて、電車や飛行機で危険にさらして他の街なんか行きたいものか。理由はわからんが、とにかくそれほどの理由があるらしい、だから助けてやらんといかんな、ってのが、まともな人間の情ってもんじゃないのかねぇ。

段差が３段、って、そりゃ大げさなウソ。出入り口両サイドに３段もの階段を作るスペースなんか、あるわけがない。あっても、せいぜい、ドア下のステップと、ドア中のステップの２段。それに、それも、まともなホームの無いローカル駅か、かなり古い車両だけ。それだって、すすんで手伝ってくれるひとがいなかったことなど、一度も無い。

古いインターシティでも１段だけ。ベビーカーは、傾けて前輪を中のフロアにひっかけ、そのまま押して入る。まして、ちかごろの高速２階建てインターシティやリージョナルは、安定低重心化のため、ロウフロア設計で、主要駅ではホームと完全フラットで乗り降りできる。バスも、ほとんどすべてロウフロアで、スロープが路面まで外に飛び出て、持ち上げることができない電動車いすでも、走行して乗り込める。地下鉄や地上線地下駅も、日本型のプラットホームで段差無し。（高電圧レールが下にあるので、安全のため。）ヨーロッパの福祉は、日本よりはるかに進んでいるよ。