Re: 内陸となると、スェーデン and フィンランドになりそうですが

>緯度としては、トロムソ、ヨックモック、ロヴァニエミのラインがベストらしいのですが、北米のホワイトホースは北緯60.9度程度なのでトロンハイムでも問題ないのでは。

北磁極は地軸の北極よりもかなり北米に近い位置にあります。オーロラの出現頻度は大まかにいって北磁極からの同心円に近いので,北米では欧州より低緯度でもオーロラ帯に近づきます。

http://www.rikanenpyo.jp/kaisetsu/chigaku/chigaku_003.html

の図5を参考にしてください。

地磁気緯度で考えるとホワイトホースは約67度,トロンハイム約60度,トロムソ約64度となり,トロンハイムだとだいぶオーロラ帯から遠ざかってしまいます。まあ,オーロラ帯は真円ではないしオーロラの見え方には他の要因もありますが,いずれにせよトロンハイムとトロムソではかなりの違いがあります。

日本からの乗り継ぎで便利かつ安価なのはフィンランド航空でしょう。ヘルシンキ乗り継ぎでイヴァロやキッティラに行けます。これらの空港からそう遠くないところに宿泊施設をある程度持つリゾート地もあります(といっても閑散としたものです)。特にオーロラ観測向けの宿泊施設はそれほどありません。だいたいの宿泊施設は一般的な休暇向けです。防寒などは心配ありません。

街もそんなに大きくないので,少し離れただけでも暗い場所があります。

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1件のコメント

  • 補足

    書き忘れましたが,

    >緯度としては、トロムソ、ヨックモック、ロヴァニエミのライン

    ロヴァニエミはヘルシンキからの空路や列車でも便利に行ける場所ですが,ラップランドでは南の方でオーロラが目的ならあまり適していないと思います。

    http://www.nordic.co.jp/guide_theme/aurora/lab/heikki03/

    で分かるように,ラップランドの北の方とは観測率に相当差があります。

    ヨックモックには冬オーロラを見に行ったことはないのでよく分かりませんが,特によく見えるというわけではないのでは。そこから百数十km北のキルナやアビスコではよくオーロラの写真が撮影されていますが…。

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