片道航空券での観光ビザ発給など御座いません

在名古屋ブラジル領事館で領事と話した事がありますが、
片道航空券で申請する人が相変わらず多いそうで、却下しているとのこと。
日本政府と２国間協議で決定された就労ビザに関しても、今年の１月から、
ブラジル政府は約束通り日本国籍者に３年間の就労ビザを発給してるのに
日本政府は未だに決定反故にて発給執行されていませんので報復は時間の問題です。
中国への企業進出が頓挫の方向からブラジルに進出企業が爆発的に増えているも
２国間協議すら反故にする国に対等であり続けるとは思いません。
こんな背景があるとも知らず呑気に片道航空券で、などと考えてるなんて。
アルゼンチンが生態検査に変わったのでブラジルも追随の予定です。
これに変わると抜け穴が無くなるので事故入国者には厳しくなるでしょうね。
ブラジル観光ビザ申請には、預金残高証明書、又は、クレジットカード引き落とし証明書、
往復航空券、航空券が用意出来なかったら航空会社発行の予約確認書、又は、旅行代理店発行の旅程表。
必ずブラジル及び南米から出国する証明が無いと発給されません。
今では南米全体を一つの国として考えるメルコスールが徹底されつつあります。
隣国のアルゼンチンやパラグアイで申請する方が未だにいらっしゃいますが、
日本政府がブラジル国籍者に対してブラジルでしかビザ発給しない原則を貫いているので
基本的にブラジル政府も近隣諸国での発給は認めていないのです。
それでも隣国で取得した！、という方はラッキーだっただけで、今後は却下されるかも知れません。
あくまで日本政府の態度次第なのです、変な真似を続ける限り、いつ報復されても文句は言えません。