コートダジュールの町と村 こんにちは 町と村の雰囲気、分かる範囲で (バスや電車で行ったので、 車とは行き方の感じ方が違うかもしれません。) 1)サン・ポール・ド・ヴァンス 正面の入り口の近くに郵便局があって、その横に駐車場があったけど、そこはおそらく無料で、狭い場所に何とかして駐車しようとする車がぎりぎりに駐車しようとしていました。 (ここは、バス停があったので、バスを待つ間見ていた) その前には広場があって、ペタンク(ソフトボールぐらいの鉄のボールを投げて、チームで対戦するスポーツと言うか、ゲームのようなもの)をやっていました。 これは男だけのするものかと思っていたのですが、女性もやっていました。夢中になれるゲームらしいです。(ルールは知りません) 正面の入り口の近くにおみやげ屋があり、プロバンス地方のサントン人形を数多く売っています。コートダジュール地方では、サントン人形を売る店はあまり見かけないですが、ここの品揃えは豊富でした 町並みは、古い石造り建築で、道はエズほど入り組んでいませんが、村はある程度密集しています。 村の一番高いところからさらに行くと、下りだし、この村は全体が半切りのボールを伏せたような地形です。 村の雰囲気はいいです。店は現代的なおみやげ風のものや、現代絵画を売っている店も多かったです。 頂上から向こう側に降りると、村の端に駐車場がありましたが、村人用のかもしれません。 2)アンティーブ バスで行ったと思います。旧港の方はおびただしいレジャーボートやヨットの停泊場で、何百メートルも続いていました。場所によっては、ボートの修理屋が修理する火花などが散っていました。 海を見下ろす丘の方には要塞がそびえていましたが、入りませんでした。 (城壁の上には見学している人が見えました。) 街中を通って駅まで行き電車で帰ったので、街を通りましたが、雰囲気は悪くないです。 3)カーニュ・シュー・メール 長距離バスターミナルから、山の上の方へ行く無料バスがあります。44番バス(座席の少ないミニバス)です。 山の上の方は、Les Hauts de Cagnes と言うようですが、登る道は丸い石を引きつめたような感じの道で、石のでこぼこで、急坂です。 昼食後このバスに乗ったので、酔いそうでした。 村の人はベビーカーに子供を乗せて立って乗っていますが、慣れているのでしょう。 村は古い家が並んでいて、雰囲気はいいです。 頂上には城がありましたが、入りませんでした。 海の方には行きませんでした。 村の様子を写した写真(山の上の方の写真) (フランスの旅行ガイドから引用) http://www.visualtravelguide.org/large/France-Les-Hauts-de-Cagnes.html 4)ヴァンス 画家マチスが最晩年に制作したステンドグラスがある「ロザリオ礼拝堂」を見に行きました。 黄色や青、緑を配したステンドグラスがきれいです。 この礼拝堂は左と正面がステンドグラスで、右は壁なので、午後は日が傾くとステンドグラスには日は当たりません。2時頃までに入った方がいいです。 ニースにあるマチス美術館には、ここのステンドグラスの下絵や色紙を切って作った習作(出来具合を見るために試しに作ったもの)や壁画の構想を練ったと思われるデッサンなどがかなり収蔵されています。 この町の中はあまり歩いていないので、コメントはありません。 5)マントン この町の人は、家を思い思いの黄色やオレンジ色、その他明るい色に塗っているので、町全体が明るい感じです。歩いても、気持ちがいい感じです。 中心の大通りから港のあるところまでの通りは観光用の店がずっと並んで、いろいろなおみやげを売っています。 ジャンコクトー美術館は海岸で拾ったような白い石と黒い石だけで人の顔を描いた作品などがありますが、石を並べても彼の作品独特の表情が出るのが、芸術家って、石を並べても筆で描いたと同じ感じになるのが面白かったです。 この美術館にはトイレはありません。(入り口に、内部にトイレはありません、と書かれています。) 6)マルセーユの方に行くなら、 カシ Cassis の港から出る遊覧船でカランク巡りをしてもいいと思いますが、冬だと、温暖な日じゃないと遊覧に適していないかもしれません。 チャンスがあれば、行ってみるのもいいでしょう。 このあたりの海はきれいで、両側から絶壁が迫って、観光気分を満喫できる、そのような入江がいくつもあります。(それらをカランクと言います。) (カランクは他の方も推奨していますが、その通りです。) 良い旅を