おやまぁ、びつくり! 絵を描かずに恥を描いちまった

じつは、うちの両親はともに画家だ。画材でも、木枠でも、キャンバス地でも、家にいくらでも転がっていた。自分も、高校生のころまで、美術大学に行くつもりだった。が、言われてみれば、高校生のころに親が張ってくれた杉枠(それこそF10が多かった)は、立てかけると、親たちが使っているのより、たしかに小幅だった印象が。。。自分たちは高級輸入木枠を使っていて、私には安い国産をあてがっていやがったのだな。まあ、技量からすれば当然か。

それにしても、F10だと、2cmも違うじゃないか! ひでえな。これじゃ、向こうで買った絵は、たしかに日本の既成額縁には入らんかもしらん。版画ならマットでごまかしもきくが、木枠じゃ、それこそ絵の方を切り詰める、なんていうバカなことになる。額縁を特注だの輸入だのしていたら、価格も木枠の比ではないから、高くついてしかたがない。

ようやく書類が、小学生まで国際サイズのA4だ、ランドセル(日本の奇妙な習慣だが)も大型にしろ、っていう時代に、こんなしょーもない話が、すぐ目の前に残っていたとは、びつくりだ。いまさらながら勉強になったぜ。ありがとう!

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