ヘルシンキ発でエストニアのタリンに寄り(これがポイント)ベルゲンまでが2週間のベストコースかと

北欧は5~8月(ベストは6,7月)が最高ですが、その時期に行ける可能性がなければ11月は都市中心に回るといいかと。2週間もあれば4カ国悠々で回れます。

眺めの素晴らしさではシリヤライン、フェリーからのストックホルム入港時の数千の小島アーキペルゴでしょう。
冬で日が短いゆえ、ヘルシンキ行きはもう暗くて見えないかと。

もう一つがオスロ発のベルゲン鉄道で、途中からフロム鉄道でフィヨルドまでまっさかさまに降り、フェリーでフィヨルド観光しながら1日でベルゲンまで行けます。
他の車窓は平凡、退屈かも。

ヘルシンキ1日、フェリー、タリン1日(北欧周遊で一番美しい街)、フェリー、ストックホルム1日、寝台か簡易寝台でマルメ経由コペン2日、フェリーでオスロ1日、ベルゲン鉄道+フィヨルド1日、ベルゲン1日で現地9泊10日でOKです。
ツアーの場合の平均旅程ですが、個人でも全く同じにできます。
コペンのみ2日ですが、ストックも2日にしても11日です。

あと3日はタンペレ、トゥルク(フ)、マルメ、ルンド(ス)、オーデンセ、リーベ(デ)など地方の町をお足し下さい。
ハイライトはタリン、シリヤラインフェリー(12回建て6万トンでクルーズ船並みに豪華)、ストック、コペン、ベルゲン鉄道、フィヨルド、ベルゲンです。
4国の列車乗り放題でフェリーも半額ほどになるユーレイル・スカンジナビアバス利用が最適です。
空路でも移動で半日はつぶれますが、YH代程度で乗れる簡易寝台と夜行フェリー利用なら寝てる間に着くので移動時間0です。
よって空路より列車、フェリーのほうが時間がかからず効率的なのが北欧の旅の特色です。

まあ、クルーズで夜の間に移動、朝着いて、1日観光、夕方乗船(または寝台乗車)という感じなのです。

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1件のコメント

  • 12/10/10 07:19

    マルコポーロ3さんありがとうございます

    >>シリヤライン、フェリーからのストックホルム入港時の数千の小島アーキペルゴでしょう。
    マルコポーロ3さんお勧めの美しい眺め見てみたいです!!
    でも、マーモットさんから頂いた回答にも関係するんですが、やはり夏でないとダメなんだろうな~とあきらめ気味になってきました。夏は白夜ですものね~。さぞかし美しい眺めが見れるのでしょうねぇ。。。
    ベルゲン急行についても今回はパスかなぁと。せっかく教えて頂いたのに申し訳ありません。
    こんな時期に行くのだから仕方ないと割り切ります。
    今回フィンランド、エストニアに行くつもりは全くなかったのですが、(観光するには寒すぎる~と思っていました)マルコポーロ3さんに回答を頂いてタリンに心惹かれ始めました。「歩き方」買って調べます(笑)
    教えて頂いたように、寝ている間に移動する旅にするつもりになりました。
    スカンジナビアバスは購入するつもりでしたが、YH宿泊代くらいで簡易寝台と夜行フェリーに乗れるのならいいですね。パスの特典でフェリーは50%引き、25%引き等の文字は見ていましたが、まだ運賃までチェックしていなかったので、だんだんイメージができてきました。
    マルコポーロ3さんは夏に行かれたのでしょうか?もし、冬に行かれたのでしたら空調について教えて頂けるとうれしいです。
    寒い国だから夜行列車内、フェリー内はちゃんと暖房してあるのでしょうけれど、もしも寒くて眠れないなんてことがあると翌日の観光に影響が出そうで嫌なのです。寝袋持って行っちゃいます。
    5~6年前の夏に東京~金沢間の寝台に乗った時のこと、名称は忘れましたが上下2段になっている個室が取れず、冷房が寒くて眠れないことがあったので、空調についてはちょっと神経質気味です。

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    ベルゲンから始めるのもいいかと

    タリンよりヘルシンキのほうが寒いかも知れません。まあ、ストックも、みな気温は同じくらいかと。

    メキシコ暖流の影響でベルゲンが一番暖かく(ただし雨は多い)、次いでオスロでしょう。東(内陸)へ行くほど寒くなり、モスクワが極寒となります。

    ベルゲン急行は夏の7月でもハイライト区間のスカンジナビア山脈越えでは一面雪景色でしたから、11月でも同じですよ(笑)。
    欧州車窓展望ベスト10でも、スイスのベルニナ急行と並んで、一、二の絶景ですから、乗らない手はないかと。機会があれば、また夏に乗られればいいのですから。

    やはり、ベルゲン急行とフィヨルド、シリヤラインフェリー、タリンが北欧のハイライトでしょうから、2週間もあるなら行かれたほうがいいかと。11月でもフィヨルドが楽しめるようにフェリーは年中運航です。

    北欧は何といっても大自然が魅力ですから、北欧=ノルウエー+αといった気さえします。

    街の素晴らしさではハッキリ行って、南欧や西欧、中東欧に敵わないと思います。その例外の一番手がタリンなので、お薦めした次第です。

    ストックはなかなか美しい街ですが、"北のベネチア”というくらいで本場には及びません。
    ただし、自然だけはアルプスと並んで双璧ですから、11月でも楽しめる自然は1,2日くらいは入れたほうが北欧らしい旅になるというわけです。

    暖房は問題ないでしょう。暑すぎることはあっても。

    寒いのは意外や夏なのです。夜は冷えるので、冷暖房なしゆえ、寒くて目が覚めることも寝台、簡易寝台などは寝具があるのでいいのですが、座席での夜行は夏は寝袋があったほうがいいです。

    ベッド自体は1等の場合、座席がフラットになり、簡易寝台より幅が広くて快適なのですが。

    学生時代や若い頃は、それこそ100回以上(北欧でなく欧州全体)座席での夜行を体験したので、寒さをよく覚えているのです。YHのシーツをかけるだけでは寒くて、重ね着して寝ました。寝袋は荷物になるので。

    北欧は真冬を除くと、いつも5~9月ですので、11月の明るくなる、暗くなる時間が体験的にはわかりませんが、ストック→トゥルク便ならアーキペルゴにさしかかるころには明るくなり見えるかも知れません。その場合は日本からベルゲン直行便で、ベルゲンから始めるといいかと。

    ヘルシンキ・アウトなら、タリンへは往復になります。高速フェリーなら1時間半です。