スントゥブを求めて~ 江陵の旅

<スントゥブ村に行ってみた>

江陵に来た。五色と違って穏やかな気候。暖かな街。
2回目の訪問。前回は統一公園の北朝鮮の潜水艦を見るためにやってきた。
今回は束草とどっちにしようか考えた末、コインを投げ、裏表で選んだのが江陵。
(すごろくゲームみたいな旅をする私がよくやる手法)
江陵総合バスターミナルの前から出ている市内バス202番に乗って
キョンポデに向かう。
終点キョンポデ下車、キョンポデと海岸線の間の道を南に歩いていく。
15分くらい歩いたか、チョダンスントゥブマウルの看板があったので右折する。
(本当は更に1本先の交差点を右折が正解なんだけどその辺はケンチャナヨ)
5分ほど歩くと純豆腐の専門店が軒を連ねるチョダンスントゥブマウルに到着である。
日曜日の昼とあって家族連れでいっぱいだ。
そのなかで、比較的空いてそうな店に入る。
奥の座敷もあったが、手前の椅子席に座る。
と、テレビやら雑誌で多く取り上げられた店らしく、
日本の雑誌の切りぬきも壁に貼ってあった。

ここのメニューは3点のみ。

 スントゥブペッパン 5,000W
 トゥブ 4,000W
 スントゥブ 4,000W

運ばれてきたペッパンの中身は・・・
キムチ2点、青トウガラシのテンジャン漬け、おからの煮付、
味噌汁、そしてご飯とおぼろ豆腐である。
味が付いてない豆腐を口に入れるとほんのり温かく、そして甘い。
おぼろ豆腐にカンジャンとキムチを放り込み、
自分好みの味に整えたら、後はご飯と一緒にかっ込むだけ♪
幸せのひととき・・・

ハルモニとか書いてあったこの店、日本に帰って歩き方を読んだら、
チョダンハルモニスントゥブという食堂でした。

<船橋荘 = ふなばしそう??>

キョンポデまで戻り、湖の散策をし、海岸線を散歩して、
また202番のバスに乗って船橋荘に行く。
2,000W払って見学をする。ここは個人の邸宅と聞いていたが・・・
実際に片隅で住んでいたので間が悪いような気がしてしまった。
そそくさと後にする。

バスターミナルに戻り、別のバスに乗り換えて中央市場に行ってみる。
ここら周辺は江陵の目抜き通りらしい。
おしゃれなファッションの店通りの向かいには市場が並んでいる。
所狭しと並んでいる商品の数々・・
このごっちゃり感がたまらなく良い (^^

<どうしても利川に行くぞ>

江陵に来た当初は、バスターミナル近くに出来た綺麗なモーテルに泊ろう
と目を付けていたのだが、
数時間で気が変わる(いつものことです)。
明日は悲しい帰国日。どうせなら今夜も温泉に泊ろうじゃないか、と思う。
ということでソウルに近く、まだ行った事のない温泉を思い浮かべてみた。
〝利川温泉〟の文字が頭に浮かぶ。
そうだ、利川に行こう!!
いてもたってもいられなくなる。
高速バスのチケット売り場で早速利川までのチケットを買おうとした。

窓口嬢『利川行きの車は終わりました』
ガガーン・・・9月のヤンドクに続き、またまたチャガオプソヨ状態である。
時刻表を見てみれば、17時35分が最終なのね・・・。
時計は18時をまわっている。
でも、どうしても利川に泊りたい!!

ここで乗り継ぎの術を使うことにした。
気を取り直して隣の建物・市外バスの切符売り場に行く。
韓国の地図を頭に思い浮かべる。
そして目についた原州行き。
原州まで行けば利川行きのバスに間に合うかも・・。
発売時間ギリギリに切符を手にし、バスに滑り込む。
18時20分出発。

<ここは何処??>

バスの車内はとても暖かく、また満腹状態だったので寝てしまった。
気がつくと運転手が叫んでいてゾロゾロと乗客が降りていく。
ここは何処ぞね??と降りようとしている人にきいてみた。
原州だよ、なんていうではないの。慌てて降りる。
またもや道端に降ろされる羽目になった。
周りを見渡すとモーテル群が目についた。
どうやら降ろされた場所は、バスターミナルの近く、らしい。
若いカップルの後について行く。
もくろみ通り、原州のバスターミナルに到着である。

ここで利川行きのバスチケットを無事前足に握り締めた(笑)
20時にバスは出発、約1時間で利川市外バス停留場に到着した。

<あ、まあるいベッドだぁ>

今日の最後の仕事、宿探しである。
時間も時間なので早く決めたい。
バスターミナルの近辺はモーテルの宝庫なので、何処にしようかいつも迷う。
一周してみて1階がファミリーマートのBeck D モーテルに決めた。35,000W。
部屋に入ってビックリである。まあるいベッドがこんばんわ(笑)
でも、まあるいベッドの部屋に泊るのは今回が初めてでは無いので
ケンチャナヨなのである。
あ、回転はしませんでしたので。一応。

 →1/9(月)に続く

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