荷物を減らして「中型スーツケース」で、上の棚に置く(1)

ヨーロッパの鉄道では、ヨーロッパの人が旅行荷物を鉄道に置く場合には、かなり多くの人が、座席の上の棚に載せています。
日本とは違って、列車の座席の上の棚は、ヨーロッパの鉄道では、だいぶ大きいです。
しかし、これは、「中型スーツケース」位までが限界で、たまに、ヨーロッパの人でも、かなりの大型スーツケースを、上の棚に、強引に載せている人も見かけますが、これは、列車が揺れたりして落下してきた時に、重量が、10kgも20kgもあると、とても危険なので、やめた方がいいです。
そういった「大型スーツケース」を、自分の座席のそばに持ってきて置く人が、ごく稀にいますが、これは、どちらかと言うと、マナー違反な方に入るので、通常は、列車の中の「大型スーツケース」専用の荷物置き場があるので、そこに置きます。
このように、ヨーロッパの人が旅行荷物を鉄道に置く場合には、かなり多くの人が、座席の上の棚に載せるので、荷物が持ち上げられないような人がいれば、みんな気軽に手伝ってくれるし、また、「スリ」、「置き引き」といった人よりも、当然ですが、圧倒的に、「一般の人の善人」が、乗客の大半です。
当然ですが、そういった多くの、「一般の人の善人」の普通の乗客の人達も、列車の中の「大型スーツケース」専用の荷物置き場に置くので、ちらちらと、自分の荷物置き場の方を見ては、「スリ」、「置き引き」をする人がいないか?目を光らせているので、そうそう簡単には、列車の中の「大型スーツケース」専用の荷物置き場で、変な事をしている人ができない環境です。
ただ、列車の中の「大型スーツケース」専用の荷物置き場は、若干、乗客から見えづらい位置にある事も多いのと、もう1つは、観光名所近辺の駅や、治安の悪い地域や、夜遅くなどの人の少ない時間帯での移動などで、かなり、大幅に治安状況が変わるので、簡単に、一概には言えないのですが、治安の悪い地域では、「ワイヤーチェーン」をしていようが、切られるし、サブバックのような柔らかい素材の荷物は、ナイフや、ハサミなどで切られるし、スーツケースでも、バールのような物で、強引に開けられたりはします。
が、通常の、短距離の昼間などの、「一般の人の善人」の乗客の目がたくさんあって、目を光らせているような環境では、それほど、気にする必要もないと思いますが、イタリアは、場所によっては、かなり治安の悪い地域もあります。
特に、観光名所近辺の駅などは、「スリ」、「置き引き」を職業としている人達にとっては、いいカモが、たくさん来るというわけで、要するに、職業スリなどしか、強引に、「ワイヤーチェーン」を切るなどの強奪スリはいないわけで、「注意しなければいけない治安の悪い地域や時間帯」で、セキュリティー環境は、まったく変わってしまうのです。
また、海外の駅は、エレベーターなどが無い長い階段を、重たいスーツケースを、自力で、持って運ぶなど、20kgのスーツケースにタイヤが付いているから安心という状態はなくて、あまりタイヤは当てにできないです。

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