泣かないで

　ほかの方とのやりとりを見ると、ロスの業者は、悪い人ではなさそうですね。
　想像になってしまうけれど、どこにでもいる、気が良くて親切だけど、ちょっとお調子者で仕事の詰めが甘いタイプの人だったのでしょうか。(米国には、旅行業法のようなものはないのだろうか?)
　初めの勘違いさえなければ、気持ちよくラスベガスに送り出してもらえただろうに、と残念です。

　初めのトピを読み返しました。
　書いてしまうと簡単だけれど、当時の、びっくり、はらはら、いらいらは、本当に大変だったのだろうと思います。

　でも、海外旅行って、多かれ少なかれ、いろいろ起こるものだというのも事実なのです。

　今回のように業者のミスが原因の時もあるし、自分のミスの時もある。天候その他、誰のせいでもないトラブルも多いです。
　と書いていて、エジプトツアーの際、たまたま英国ブレア首相の冬休み一行とかち合ったばかりに、楽しみにしていたスフィンクスを見損なったことを思い出しました。

　スフィンクスはともかくです。
　この掲示板で学んだことなのですが、なにか海外でトラブルが起きたとき、それをリカバリーするには、「その場で」解決するしかないようなのです。

　どうも、旅行業界というものはかなり融通の利くところらしいです。脅すなり、泣きつくなり、トモダチになるなりして、「その場で無理を通す」、それが海外トラブルの唯一の解決策みたいです。

　その意味では、文面を見る限り、ラスベガスの業者は、かなり頑張ってくれたようにも思えます。

　一度、日本に帰ってしまうと、できることはほとんどありません。

　日本に帰ってから何か請求したいと思うのであれば、あらかじめ旅行保険に入っておくか(今回のケースにどれだけ適用があるかは、私にはわかりませんが)、初めから、例えばJTBのような日本の大手旅行社を使う(ツアーに限らず何らかの形で利用する)しかないのではないでしょうか。
　後者も、ある意味、保険ですよね。

　今回の件、同行者の中には気持ちが納まらない方もおいでとのことですが、時がたてば、絶対、あのときは大変だったねえ、と笑えるようになりますよ。
　海外旅行の素人相手に、少し威張っちゃったりして、ね。