12/09/23 13:53

夜の移動

読みやすくするために、まず要点だけ抜粋し、修飾および少し簡略化しました。

Q:列車やホテルを日本からとるにして注意やオススメの時間などあるか。
Q:ガイドブックに書かれている内容が多すぎて、ミラノやローマ、フィレンツェ、
ヴェネチアの観光を絞りきることができません。お勧めの所をお教えください。
Q:ホテルの立地。しかし、すでに予約済みで、ローマだけは決めかねている。

まず、下の日程を読まずに、一般論。
移動時間も予約法も各人それぞれで、どれも一長一短がりますが、イタリアでの特殊事情とかは
考慮しておいたほうが良いと思います。食事時間が遅い、ですから、夜の移動は夕食が食べられ
なくなる可能性が出てくる。

親の遺産か何かで仕事しなくても済むような銀のスプーンを啣えて生まれて来た人などを
除けば、大抵は仕事の合間に旅をするので、WEBで予約し、変更しない(事前割引は変更不可
とかが多い)のであれば、かなり安く済ませられます。宿もしかりです。方法は、交通機関も
ホテルのWEBで直接とります。ホテルなども第三者を使うと安くなる場合もありますが、ホテル
直接と大差ない場合がほとんどで、ならばそのほうが、問題が発生したときや後のサービス等
でも有利に働きます。

ローマは、私ならテルミニを真っ先に除外します。理由は良い宿がないからです。
ナヴォーナ広場は、少し不便なのですが、食事等を考えると、このほうがまだ
良いと思います。でも、場所よりも各論の世界でしょう。具体的なホテル次第です。

では、日程をみましょう。
13:40着と言うと、アジアでは遅すぎ、欧州では早すぎるので、多分中東。
EK 319 NRT 2200 DXB 0415*
EK 317 KIX 2340 DXB 0450*
EK 97 DXB 0920 FCO 1340
ドバイまでは以外に眠られず、空港で5時間前後、さらに狭い機内での移動なので、
かなり疲れているはず。市内に入るのは15時頃ですので、少し眠ってから夕食に備えるか、
そろそろ午後の動きが始まる頃(店が開く)なので、無理して動き、夕食に突入するかで
しょう。何れにせよ、本格的な観光はしないほうが良いと思います。女性なら(男性も同じ)、
まず、シャワーを浴びて、気分一新でしょうから行動は夕方からです。

15日の移動ですね。ええと、15日は月曜日ですね。と言うことは、14日、15日は店は閉まって
います(正しくは15日の午前中)。ローマでの買い物は戻ってからにするのなら、さっさと
移動してしまいましょう。

ES 9446 Roma Termini 17:45 Firenze S.M.N. 19:17
ES 9578 Roma Termini 17:46 Firenze S.M.N. 19:21
ローマは食事が高く、しかもあまり美味しくない(安くあげようとすると)
ので、到着後に食事という点では、この列車は良いでしょう。問題があるのは、
12時から17時半頃まで宿無し状態が続くこと。真夏でもないので、それほど気にすることは
ないでしょうが、やはり宿無しはきつい。都会では、疲れたら、戻って休むことが重要なので、
この点は不利です。
ES 9552 Roma Termini 18:15 Firenze S.M.N. 19:46
まだ、夕食には間に合う、と言うか丁度良い。
ES 9558 Roma Termini 19:15 Firenze S.M.N. 20:46
ES 9590 Roma Termini 19:20 Firenze S.M.N. 20:51
21時過ぎの食事も気にならないのなら、これらでもOKですが、
ES 9454 Roma Termini 19:45 Firenze S.M.N. 21:17
夕食には少し遅いかも知れません。宿に入って、食事に出られるのは22時過ぎですので。
ローマでは早すぎ、フィレンツエでは遅すぎるという例です。これ以降は、遅いので
止めましょう。

他の都市も同じです。食事に加えて、夜移動の問題点。ホテルは基本的に良い部屋は早く来る
客にあてがわれます。上に書いたように、イタリアのホテルの質は国際レベルでは下なので、
部屋に問題があることが少なくない。しかし、夜間では対処できないことが多い。また、
予約した部屋と通された部屋が同じであるか否かも判別しにくく(これはイタリアに限らず
良くありますが、イタリアでもJスイートで予約したのに実際案内されたのが、普通の部屋で、
スイートはでは禁煙がないから勝手に変えたというのが宿側の言い分)、夜遅くではその手の
交渉の気力も失せていることもあります。また、夜は見えなかったが朝窓を開けてみたら、
外が・・・・だったとか。

宿の高い都市(実は上記全てそうなのですが、特にぼったくりとも思える島の街)では、
宿の料金は○○ユーロ/時間という感覚なので、短い滞在は損をした気分になります。まあ、
宿は寝るだけと割り切る人には関係ないことですが。字数を超えたので。

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1件のコメント

  • JORGE様!ありがとうございます、ご推察のとおり

    エミレーツです。夜発なので私は眠れますが母親は厳しいかな?と思ってます(医療現場で36時間の勤務+当直を繰り返してるので多少でも仮眠できれば大丈夫です)。食事はあまり重きを置いていなくて、というのも母親が内臓の問題で油分と塩分の摂取が制限されているのです。レストランとなるとオリーブオイルがかかってそうだし、別で頼むにしてもかなりストレスになるので(過去の旅行で現地の言葉で『油分を避けてください』と書いてもらったメモをみせても徹底されない)今まではアパートタイプを借りて米を持参、ハワイでもおにぎりを作って観光。トルコではテイクアウトが基本で、ホテルに戻ってからうどんを作ったりして食べていました。
    ローマはじめイタリアは立地のいいコンドミニアムが少ないし、立地を優先させました(ミラノはキッチン付きです)。たぶんなんらかの食事を持っていくことになると思います。最悪お湯さえあればなんとかなるので。

    『いい部屋は早く来た人から埋まる』になるほどです。
    観光メインなんですがホテルの部屋がそれだとがっかりですよね。
    三ツ星四つ星でもそんなことはザラにあるんでしょうか?でもいっぱいだったら変える部屋もないですもんね。

    とりあえずミラノ発は早めにして、ヴェネチアに早めにつけるようにします!
    ミラノはドゥオーモとガッレリア、最後の晩餐は絶対。ブレラは悩み中です。
    1日でなんとかなるかな?午前中にはヴェネチアに向かいます!

    一応ホテルの詳細です。
    ローマはUNA Hotel Roma ,La Mongolfiera Rooms それぞれ2泊2人で356ユーロ.307ユーロです。
    フィレンツェはB&B Le Stanze del Duomo 2泊2人290ユーロ
    ミラノはResidenza delle Citta 2泊2人260ユーロ
    ヴェネチアはBest Western Montecarlo 1泊2人250ユーロ

    (キャンセル料金がかからないので第三者サイトから押さえました)をかじる、でも大丈夫です。
    こうみると本当に島は高いですねーf^_^;)

    電車の中でパンと野菜やりんご(テルミニのスーパーにありますか?)

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    12/09/23 15:33

    塩は難しいかな?

    実は、これはイタリアでもやらねばならないかな?と
    思いつつ、未だ実行していないことです。
    確かに塩分は多いと思います。本当は日本人の
    ほうが塩分の取り過ぎなので、イタリアでは
    下手に持ち込みのインスタント和食(多分、味噌汁など)を
    食べなければ大丈夫でしょうが。これは和食なら出汁で、他の
    添加物を減らすという高度な業が使えるのですが、味付けは
    単調なイタリア食では難しいでしょう。

    自分で調理するのなら、うまく調整できるのですが、他人に指示すると、
    味がなくなる危険性が出てくるためです。

    大昔にオリーブオイルを使わないイタリア料理に関して書いたような
    気がします。グリルとか煮物でしょうか?でも食事制限での糖質は
    大丈夫なのでしょうか?小麦粉以外となるとかなり難しいし、
    パスタではなくリゾットにしても、塩分はかなり入ります。
    バターなので、油という点では同じですが、これはかなり減らせるはず
    ですが、そこまで調理人に注文するのは多分無理でしょう。

    何れにせよ、イタリアでイタリア料理を味わえないのはかなりきついですね・・・。
    なくすのは無理なので、減らしてもらうことでなんとか対処できると思いますが。

    ホテルに関してですが、イタリアで三つ星と名乗っているのは、国際基準(これも
    曖昧なものですが)で星一つ減で、四つ星で三つ星クラスです。これも必ずしも
    そうでもないのですが、そう思っていたほうが現実を目の当たりにしてもショックを
    覚えたり腹を立てたりはしなくなるでしょう。ホテルって、価格はあってなきがごとし。
    客によって提示額が変わるし、通される部屋も変わります。これが飛行機とかとの
    最大の違い。ホテル側の事情は表にださず、客にはあくまで最高の部屋に思わせるのが
    プロの業と言えるのでしょう。実際には、上客には決して泊まらせられない部屋と
    いうのが必ずあります。いざとなれば、そのような部屋を後から来て、恐らく
    次回は望まなくても良い客に回すでしょう。何度も同じ宿に泊まっている客なら、話は
    簡単で、そのような部屋が回されることもないし、仮にあったら、シャンペン付きとか、
    宿代を下げるとかのサービスが入ります。