防寒具

天気予報の傾向を見る限りでは、気温0℃前後の気候が続くようです。この季節の向こうとしては「とびきりの暖かさ」になりそうですが、北日本の方でない限り、日本の真冬(ちょうど今朝くらいまで続いていた気候)より少し寒いですので、とりあえず日本で使っているダウンのコート、ズボン下類、雪でも滑らないブーツを荷物の中に入れておいてください。部屋の中は暖かいので、半袖シャツなどの「夏向きの服装」も持って行った方がいいと思います。それから多くのホテルにはプールがあるので、体ほぐし用に水着を入れておいた方がよろしいかと・・・(ただしカナダのプールの水温は25℃くらいですから、ふつうの日本人にはちょっと冷たいかも知れません。でも長く泳げます!)。この前アメリカに飛んだ時、隣(と言っても上級会員用席なので真ん中席を空けてあったのけれど)に座っていた人はシカゴ在住の日本人で、彼の感覚からすると「トロントはシカゴと気温自体は変わらないけれど、湿気が加わるので寒く感じる」と言っていましたから、その点はご覚悟ください。

　来年以降にまた寒い国(カナダやドイツ、ロシアなど)に冬に行こうと思っておられるなら、現地で現地用の防寒具一式をスーパーに行ってそろえることをおすすめいたします。日本では基本的に手に入りませんが、向こうではたくさん流通しているので、安く手に入ります。実際には-20℃だったら日本の「防寒具」は全く役に立ちません。イエローナイフのような極北(気温が-40～-60℃にまで下がる)だったら、これでも全く役に立ちませんが、その際は現地で借りるなり、買うなりなさるしかないです。