06/01/09 22:49

Re^11: 報告③上海の四川料理について

ミケちゃんさま

 四川料理のレポートが思わぬ方向へと逸れていって、ご主人様がご登場されたということでしょうか。大変失礼いたしました。そして、ご主人様はじめまして。レスをいただきとてもうれしく思います。ご主人様からのレスを読んで、こんなご夫婦もいらっしゃるということに二人してうれしく思っていました。

 中国へ向かわれることになった事情はよくわかりました。私は10年ほど前に学生だったころ、韓国や中国の留学生と交流がありました。大学の中で知り合ったのではなく、お世話になったアルバイト先で共に働いた人たちでした。彼らを私の家に連れて行っては母の手料理を食べてもらっていました。彼らも私を彼らの家に招待してくれて、手料理を作ってくれたり、お国のいろんなことを教えてもらいました。私の原点はそこにあります。

 余談ですが、私も去年の5月に北京大学のゲストハウスに8日間ほど滞在しました。短期の語学研修です。そこも何不自由なく快適で、しかもキャンパス内はすべてが学生料金で普通の旅行をしている私にとってはかえって新鮮な印象でした。5月4日のいわゆる五四運動の日で、私は温家宝首相を間近で見ることができました。しかも場所は学生食堂です。首相は講堂で講演した後、学生の代表たちと共に学生食堂で食事をし、多くの学生からの拍手を受けて帰って行きました。温首相はその政治姿勢から学生の中では特に人気がある政治家とのことです。5月4日に講演というところに政治的な配慮を感じずにはいられませんでした。

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1件のコメント

  • Re^12: 報告③上海の四川料理について

    亭主です。
     私は廬溝橋事件の日に新宿で彼女(妻)と知り合いました。お互い学生でした。でもそのときは中国を意図してはいませんでした。大昔の話ですが中国と関わりをもつ今、不思議な感じがしています。2年ほど前に廬講橋と近くにあった博物館を訪ねて7月7日を納得しました。
     私は中国の奥の深さに圧倒されています。金持ちになりたい」という中国人と話していると過去の日本人と重なっているのに気がつきます。政治の話もできるようになって中国はおもしろいと感じます。変なことかもしれませんが食べ物が安いのはまだ社会主義国の片鱗が残っているのかなと思ったりします。
     何だか昔の話で申し訳ありません。妻が笑っています。
     

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    06/01/11 00:28

    Re^13: 報告③上海の四川料理について

     中国という言葉で一括りにはできない多様性がかの国の魅力だと思います。本当に中国の人はさまざまです。国民のほとんどが中流意識でいる日本と違って、貧富の差あり、民族や宗教の違いあり、言葉や習慣の大きく異なる人たちが互いに主張し合いながら同居しています。しかもそんな社会の状況を否定するのではなく、許容しています。

     日本人は社会の中の異質な存在に慣れていないと、私は思っています。例えば上海の豫園商場や南京路の歩行街などを歩いて雑多な人の波の中に自分の身をおくと、そんな日本人の存在が田舎者のように思えると言いますか、卑小な存在に感じることがあります。広い国土、悠久の歴史、多くの人の中で、日本人の自負心が如何ばかりのものでしょうか。私が圧倒されるのはそういうところです。