整理されてない情報は、無意味ではなくて、有害です。

現在のインターネットは、情報が多すぎて、整理されてなくて、わけがわからなくなっている状態。

始まったばかりのインターネットは、ほとんど情報がありませんでした。
ですから、旅行の話でも、実際にある場所へ行った人が書いている場合、
とても参考になったものです。

たとえ、間違いがあっても、参考にはなったんです。

特に僕の場合は、世界中ほとんどのところへ行ってますから、
ネット情報を読んでも、
「ここは間違ってる」
「ここは勘違いしている」
「ここは、だまされてる」
「ここはごまかしている」
「ここは、ウソを書いてる」
と、わかります。

ところが、旅行経験が少ない人がネットで調べると、
タダ混乱するだけです。

情報が多すぎて、整理されてないので、どれが正しいかわかりません。
また、情報が変化するものだという、「海外旅行の基本常識」がないです。

情報を評価する能力がない人が、
ネットで情報を集めたら、
時間ばかりかかって、結局何にも得られません。

ネットで情報を調べること自体、時間と能力の無駄です。

情報は、整理されてなければ、ゴミです。
危険なものも多いですから、ネットで情報を探すことは、有害でもあります。

これがネットリテラシーですね。

ですから、旅行初心者は、ガイドブックを読み込んで、まず自分のイメージを作ることです。
「地球の歩き方」でもいいですが、完全には信用しないこと。

英語が読めるならば、「LONELY PLANET」を読み込むことです。
もちろん、旅先の状況は変化するものですから、
変化は自分の常識で予想します。

ですから、旅先のことをネットでいくら調べても、時間の無駄です。
「最新情報は現地にある」んですから。

燕京号で天津に着き、北京に向かうバスの中でガイドブックを読み、情報を集め、旅行計画を立てる。http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/across_asia/run.htm

>>「外見さん、チベットへ行けばいいんですよ!」と、僕はあっさり、決め付ける。
>>「女の子が一人でチベットへ行くのは、非常に危険だけれど、僕といっしょに行けば、大丈夫ですよ!」

僕がアジア横断をしたときは、ビザ以外ほとんど準備せず、
燕京号の中と、旅先で、その場で情報を集め、
パキスタンのガイドブックは、フンザのカーリマバードの雑貨屋で買いました。

カーリマバードで「LONELY PLANET PAKISTAN」を買う。
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/across_asia/sost.htm

>>本屋(雑貨屋の片隅に本が置いてあるという意味)で、
>>「Lonely Planet Pakistan(July,1998)」を見つけて、さっそく購入する。

という風に、旅の最新情報は、旅先にしかありません。

下手にネットで調べると、情報に振り回されてしまうので、止めておいたほうがいいです。

それよりも、海外旅行者の共通言語である英語を自由にしゃべれることが大事です。
それと、「正しい旅行常識」を持つことです。

みどりのくつした

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1件のコメント

  • Re: 整理されてない情報は、無意味ではなくて、有害です。

    そうそう、情報リテラシーの変化についていけない人の戯言に聞こえます。
    (例えるなら、写真に写ると魂を抜かれるから写真には写らない方がいいです、と言っているような)

    インターネットの情報収集にしても、クレジットカードの件にしても、現在のスタンダードの悪いところしか見ていない。

    ご自分の体験にしがみつき、ご自分の体験が否定されるのを認めたくないのでしょうが、時代は変わるのです。

    どんなものにも Pros と Cons はあります。

    それらを吟味することをせず、一方的に「自分の体験こそが正しい」と主張する人の発言が信じられますか?

    現実を見ましょう。まさにあなた自身が否定していることですが、インターネットをいくら眺めていても現在の海外旅行のスタイルは見えません。実際に旅に出ないと。

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