Re^10: 報告③上海の四川料理について

ミケちゃんの亭主です。
 いつも丁寧なレポートをありがとうございます。楽しく読ませていただいています。こんな時だから一人ひとりと向き合った関係を続けたいと考えています。まだ中国に行くことが必要だと思います。
 私と中国との直接のつながりを少し書きます。数年前に「筑紫哲也のニュース23」という番組で中国の朱鎔基首相が市民100人との対話をしました。そのときに私は参加していました。朱首相は市民からの質問にすべて自分の言葉で答えていました。細かいことまでよく知っていました。感動したことを覚えています。私は研究者ではありませんが、5年ほど前の夏に天津師範大学でのフォーラムに大学院の時の指導教授から誘われて参加しました。フォーラムでは簡単な報告をしましたがそのときの報告は人民出版社からでています。フォーラムでは自由に発言ができ中国の研究者の中で厳しい意見交換がありました。このときに出会った研究者たちとの討論が中国に関わりをもつきっかけになりました。その後は妻と中国に行くようになりました。観光ということはあまり考えませんでした。昨年の夏には北京師範大学で開催されたフォーラムに参加しました。ホテルが学内にあったり、英語を自在に操り自信を示す学生を見たりして、少々驚いたりしました。外国から多くの研究者が来ていました。やっとオープンに外国の研究者と議論をするところに来ているように思いました。
 私自身はできるところで交流を深めたいと考えています。その中で今の日本のことを事実に即して伝えようと考えています。ただ、語学が得意でない私は妻の協力を得て関係を持つしかないのが現実です。中国語のできない私には限界が・・・・それも自分を納得させています。
 これまでは料理もガイドブックのお店に行くのは少しでほとんどはみんなが食べているお店で同席している中国人と身振り手振りで話をしながら食べていました。それでも十分でした。楽しい一時でした。今回やっと四川料理がわかった次第です。その程度の私です。しかしいろいろ教えていただき料理に関心が出てきました。何だか楽しみがまた一つ増えてきました。感謝。

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1件のコメント

  • 06/01/09 22:49

    Re^11: 報告③上海の四川料理について

    ミケちゃんさま

     四川料理のレポートが思わぬ方向へと逸れていって、ご主人様がご登場されたということでしょうか。大変失礼いたしました。そして、ご主人様はじめまして。レスをいただきとてもうれしく思います。ご主人様からのレスを読んで、こんなご夫婦もいらっしゃるということに二人してうれしく思っていました。

     中国へ向かわれることになった事情はよくわかりました。私は10年ほど前に学生だったころ、韓国や中国の留学生と交流がありました。大学の中で知り合ったのではなく、お世話になったアルバイト先で共に働いた人たちでした。彼らを私の家に連れて行っては母の手料理を食べてもらっていました。彼らも私を彼らの家に招待してくれて、手料理を作ってくれたり、お国のいろんなことを教えてもらいました。私の原点はそこにあります。

     余談ですが、私も去年の5月に北京大学のゲストハウスに8日間ほど滞在しました。短期の語学研修です。そこも何不自由なく快適で、しかもキャンパス内はすべてが学生料金で普通の旅行をしている私にとってはかえって新鮮な印象でした。5月4日のいわゆる五四運動の日で、私は温家宝首相を間近で見ることができました。しかも場所は学生食堂です。首相は講堂で講演した後、学生の代表たちと共に学生食堂で食事をし、多くの学生からの拍手を受けて帰って行きました。温首相はその政治姿勢から学生の中では特に人気がある政治家とのことです。5月4日に講演というところに政治的な配慮を感じずにはいられませんでした。

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    Re^12: 報告③上海の四川料理について

    亭主です。
     私は廬溝橋事件の日に新宿で彼女(妻)と知り合いました。お互い学生でした。でもそのときは中国を意図してはいませんでした。大昔の話ですが中国と関わりをもつ今、不思議な感じがしています。2年ほど前に廬講橋と近くにあった博物館を訪ねて7月7日を納得しました。
     私は中国の奥の深さに圧倒されています。金持ちになりたい」という中国人と話していると過去の日本人と重なっているのに気がつきます。政治の話もできるようになって中国はおもしろいと感じます。変なことかもしれませんが食べ物が安いのはまだ社会主義国の片鱗が残っているのかなと思ったりします。
     何だか昔の話で申し訳ありません。妻が笑っています。