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06/01/09 19:01

その8 ミラノで最後のディナー

ホテルで荷物を受け取って、バスで空港、夕方の便でミラノへ。

最後にミラノで1泊するのは、買いたい食材があるからです。
この掲示板の知り合い、Yongさんがちょうどイタリアに来ると言うので、
一緒に1泊することに。

ホテルに行ったら、パリから寝台列車で早朝着き、
1日ミラノ観光やショッピングをしたYongさんが宿で待っていてくれて
一緒に夕食に。

イタリアでの本格な食事は初めてのYongさんと
1人では食べられないものを食べに行くことにしました。
多分「歩き方」にも出ていると思いますが、
すでに何回か食事をし、味もホスピタリティも信頼できる「チンクエ・テッレ」へ。

2人でアンティ・パスト・ミスト1つと、生牡蠣1皿(6個入り)。
アンティ・パスト・ミストは、Yongさんが選んで入れてきました。
ちょっと時間帯が遅かったので、いつもより種類は少なめでしたが、
魚類も充実していてなかなか美味。
牡蠣も、新鮮。

そしてプリモに2人じゃないとオーダーできないオマール海老のルングィーネ。
これに合わせて、カメリエーレに白ワインを選んでもらいました。
オマールは、調理する前に、生きているのを見せに来てくれました。結構立派。

出来上がってきたものは、新鮮なので、味噌のところが本当に美味しい!
身も、締まっていて半身ずつとは言え、結構食べ手のある量で、セコンドはなくても大丈夫です。
ハサミの部分が立派で、割りながら食べていたら、2人とも急に無口になってしまいました。
ああ、やっぱり私は、魚介が好き・・・
とろける表情で食べ終わりました。

セコンドを食べていないので、ちゃんとドルチェの分の余裕はあります。
ドルチェ食べるかいとやってきたカメリエーレに、にっこり笑ってもちろんと言うと、
数々のドルチェが乗ったワゴンを引いてやってきました。
一つずつこれは何、と説明してくれて、
Yongさんが迷っていると、小さめに2種類でもOKだよ、と。
Yongさんの目がキラリンと輝いたのは言うまでもありません。

彼女がティラミスと、チョコレートのタルト、
私は、パンナコッタにフルッティ・ディ・ボスコを乗せてもらいました。
そして締めにカフェ。

ここのカメリエーレのおじちゃんは、いつ来てもにこやかで
感じがよくて、愛嬌もあり、とっても気持ちよく食事をさせてくれます。
店主らしきおじさんも、あまりにこやかではありませんが、
雰囲気はいい感じ。
何回か行っているせいか、
帰り際に、どうもありがとう、またいらっしゃい、と言う感じで握手されちゃいました。

この店のお勘定が安かったんです。
プリモが2人で36ユーロ、ワインが14ユーロこれだけで50ユーロになるのに、
アンティパスト、ドルチェ、カフェそれぞれ2つ、
それにコペルトと水を入れて、2人で64ユーロほど。
どうしてもおまけしてくれたとしか思えないんです。
お勘定は、随分大雑把に書いてありましたし、計算間違いとは思えない・・・
美味しく、安く、大変気分のよい最後のディナーでした。

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1件のコメント

  • 06/01/10 20:16

    Re: その8 ミラノで最後のディナー

    その節はお世話になりました。

    楽しげなお店でしたよね
    デザートはほんと、助かりました。
    1個だけって言われたら、あと30分くらい悩んでいたことでしょうw
    あの品揃えは反則です。
    アンティ・パスト・ミストみたいにちょっとずつ選べたら良いのに。。。


    でも今回の旅で思い知りました。
    海鮮と野菜がないと生きていけない。

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