その7 パレルモ3 朝は、たっぷり寝てしっかり食べてから外出。 州立考古学博物館をじっくり見学。 見終えてから、また市場へ行き、追加の買い物。 そしてまだ食べたことの無い、パネッラ(ヒヨコマメを潰して揚げたもの)のパニーノを食べました。 市場の中の、ちゃんとした店舗の揚げ物屋さんで。 豆を潰したというより、粉を水溶きしたようなものの薄い揚物で ワンタンの皮を上げたような感じ。 それが3、4枚挟んであるので油物に弱い人は、もたれるかも知れません。 それから、隣でコーヒーを自家焙煎して売っている店があり、 その焙煎機が古めかしくて素敵だったので、 ブォンジョルノ、写真撮らせてもらってもいいですか?と中に入ると、 店のオヤジさん、ちゃんとポーズを取ってくれました。 ちょっとお話して、外へ。 少し早めですが、昼食に。 シチリアの最後に、ずらりと並ぶアンティパスティを好きなだけ取って食べたいと思い、 その手の店を選びました。 ずらりと並ぶアンティパスティは、定番のものがほとんどでしたが、 ん?白菜か?玉葱か?と思う天ぷらのような揚物があり、 じっくり見ると、どうもフィノッキオ(ういきょう)のような感じ。 でも、今までサラダでしか食べたことがないので、訊いて見るとやはりそうでした。 フィノッキオって加熱しても美味しいんだわ、と初めて知りました。 プリモは、ズッキーニと小エビのカゼレッチェ(マカロニを2本つなげて捻ったようなパスタ)。 セコンドは、スカロッピーネ・アル・マルサーラ。 どちらもたいしたことはなかったので省略。 ワイン・ハーフボトル。ガス水。 ドルチェは、カッサータ・シチリアーナがあったのでいただきました。 あま~いですが、なかなか美味しくできていて、最後に満足。