Re: グアテマラーメキシコ

おはよう!

中米のスペイン語って、日本人にとってとても聞き取りやすい言葉なので、すぐに前が出来るので簡単。いきなり語学学校などに行かず、日本で少し文法なしで覚えて、こっちで2-3週間で慣れてから学校が一番ですが。

メキシコ在住の民族学・言語の研究者ですので、少し。
メキシコの原住民といっても、現存するのは68の言葉で、それぞれが独自の文化と習慣を持って生活しています。一見すれば、すべて同じような体格ですが、日本・朝鮮・中国ほどの違いもあり、言葉変われば国が違うくらいの感じです。一つの村でいくつもの多言語地帯(道路一つや、飛び越えられるくらいの小川を隔てて、他の言葉)の場所は、昔からの抗争地帯となっています。日本では考えられないことですが、人口800人の村で11もの言葉を使っているところも。間違っても、素人がそこに行くべきじゃないです。
一つの村で一つの言葉+スペイン語が穏やかな村です。もっと、奥深く行けば、電気も水道なし、道路も獣道だけのスペイン語も通じないところも多くあります。宿泊や食事ができる施設があるのは人口800人くらいの町からです。
日本人が好きな、グアテマラとの国境のチアパス州やその隣のオアハーカ州。多言語雑居の州なので、一つの場所でいろんな民芸品などあるし、観光的にかなりの見所もありで多くの人が訪れますが、砂漠での商法で、二度と会わない客なので、とれるだけとってやれボッタクリ商法です。良心的で長い付き合いの商売感覚は皆無のところです。横でみていると、日本人って何も感じないでボッタクリされて喜んでいるのが多いのですが。

一応参考まですが、住んでいるのはケレタローですが、ここの州立大学での文学部言語学科の、外国人向けの少人数(最高4人)のスペイン語コースは2ヶ月で960ドル相当、ホーム・スティは最低8畳くらいの大きさの個室・2食・洗濯付の日本では想像もつかない大きさの豪邸(プール付家庭も多い)で月600ドル相当です。学校から紹介されたホーム・スティ先を数軒訪れ、その家族の面接です。短パンでつっかけサンダルだったら門前払いです。その家に住むにふさわしい学生のみです。月一回程度の2-3泊のヒコー機を使った小旅行にも追加金なしで連れて行ってくれますが。そのような家庭で拒否された場合は、いわゆる下宿屋って感じのところになりますが、食事つきで500ドルで、追加はすべて有料です。
現在日本人学生は3人だけ。ここひょっとしたらヒコー場じゃないの、って質問もされますが、滑走路にそって3階建ての近代的建物が並んでおり、あまりにも広大なので巡回校内バスや、車だけでなく駐機されているヒコー機もありますが、それが大学です。
州立大学以外にも語学学校は多くありますが、以外と割高で、月1350ドルからです。
ケレタローはオトミ民族、隣の州には、チチメカ、ナワ、テ二ーク、マサの集落があります。ケレタロー市内でも普段着の民族衣装の女性(子供から老人まで)がみられます。

グアテマラのアンティグアは、昔は素朴な地震破壊でゴースト・タウン寸前までなりましたが、今はそれが観光スポットでにぎやかな街になっており、日本人向けホステルもあるくらいです。物価もそれなりにかなり上がり、一昔前の情報はまったく役に立たないので、最新情報を得るように。

残念ながらシェラは行ったことがないので、回答は出来ません。

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1件のコメント

  • ありがとうございました!

    そうですね。
    私はスペイン語の勉強も必要ですし
    先住民のことについても、もっと基礎知識が必要ですね。

    メキシコは、
    今の自分でも訪れることが出来るエリアを探そうと思います。

    大変参考になりました。
    ありがとうございました!

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